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梅雨の中休みに行ってみたい!全国各地の「あじさい寺」

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梅雨の風物詩、「あじさい」。雨の日の街角で偶然見つけるとうれしくなりますよね。そのままでも十分きれいですが、お寺のような歴史ある建造物とともに眺めると特別風情があるものです。梅雨の時期にこそお出かけしたくなる、全国各地の「あじさい寺」をご紹介します。

本土寺(千葉県松戸市)

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  • 所在地:千葉県松戸市平賀63
  • アクセス:「JR常磐線北小金駅」より約10分
  • 拝観時間:8:00~17:00(最終 16:30)
  • 電話番号:047-341-0405(花・紅葉専用テレフォンサービス)※6月、11月のみ

もともとは源氏の名門・平賀家の屋敷跡として伝えられる本土寺。

6月は境内に色とりどりのあじさいが咲き誇り、五重塔との対比は圧巻。運が良ければあじさいだけでなく花菖蒲の見ごろも重なるかもしれません。また、「あじさいツアー」が開催される年もあるので、要チェック(2016年は予定なし)!50メートル以上の渡り廊下から色とりどりの花々を眺められるほか、通常は入れないお堂や茶室の見学もできますよ。

ちなみにシーズン中の土日は最寄り駅周辺を中心に大渋滞が起こるそうなので、早めの出発が安心です。

本光寺(愛知県幸田町)

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  • 所在地:愛知県額田郡幸田町深溝内山17
  • アクセス:「JR東海道本線三ヶ根駅」より約5分
  • 電話番号:0564-62-1626

島原藩主として江戸幕府を支えた深溝松平家の菩提寺で、「三河のあじさい寺」とも呼ばれる本光寺。

毎年6月の約1ヶ月間行われる「本光寺紫陽花まつり」では15種類約1万本の紫陽花が境内を埋め尽くします。特にあじさいで作られた参道は絶景! 思わずカメラを構えてしまうことでしょう。また、期間中は「宝物館」の一般公開(別途入館料が必要・10時~15時/月曜休館)も行なわれます。古くから伝わる調度品や武具、仏像などを間近で見られる貴重な機会ですよ!

開花状況は幸田町観光協会のホームページで確認できるので、お出かけ時期を見極める際の参考にどうぞ。

笹野観音(山形県米沢市)

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  • 所在地:山形県米沢市笹野本町5686-5
  • アクセス:「JR奥羽本線米沢駅」より約15分
  • 電話番号:0238-38-5517

坂上田村麻呂が国家安泰のために建立したといわれる笹野観音。現在のお堂は1843年に再建されたものですが、貴重な歴史的文化財も数多く残されています。

今でこそあじさいの名所として有名ですが、背景には「1967年の大規模水害で流れ着いた株がひっそりと花を咲かせ、寺の御詠歌にぴったりということで植え始めた」というエピソードがあるのだとか。

あじさいは例年7月に咲き始め、中旬に見ごろを迎えるそうです。大木に囲まれ落ち着いた雰囲気の中で、しっとりと浮かび上がる姿は上品そのものですよ。

雨上がりには水滴がしたたり、よりいっそう美しくなるあじさい。この時期だけの「あじさい寺」を満喫すれば、普段は憂鬱な梅雨も少し好きになれそうです。

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