ON THE ROAD
  • TOP
  • メンテナンス
  • 洗車で落とそう!「水あか」「イオンデポジット」「ウオータースポット」の落とし方
TOYO TIRES

洗車で落とそう!「水あか」「イオンデポジット」「ウオータースポット」の落とし方

洗車で落とそう!「水あか」「イオンデポジット」「ウオータースポット」の落とし方
heart

洗車したばかりの愛車に汚れを見つけてがっくりした経験はありませんか。もしかしたらその汚れ、ただの洗い残しではないかもしれません。今回は基本の洗車手順と、頑固な汚れやシミの「水あか」「イオンデポジット」「ウオータースポット」の対処法について紹介します。

基本の洗車手順をおさらい!

洗車で落とそう!「水あか」「イオンデポジット」「ウオータースポット」の落とし方

まずは基本の洗車手順をおさらいしましょう。はじめにホースなどでボディ全体を水洗いします。表面に付着した細かいホコリや砂ぼこりをあらかじめ落としておくことで、洗車時に傷がつくのを防止できます。

次に、カーシャンプーをバケツなどで泡立たせ、水分を含ませたスポンジで洗車していきます。ポイントは、足元など汚れのひどい部分は後回しにすること。高い部分から低い部分へ、ボディの傾斜面に沿って一定方向にスポンジを動かします。ホイールは特に汚れやすいので、専用ブラシを1つ持っておくといいでしょう。

すべて洗い終えたらカーシャンプーを水で流して、一度全体をチェック。洗車後もボディやホイールにザラザラとした感触が残る場合は、「鉄粉」が付着しているかもしれません。粘土やスポンジなどの専用アイテムを使って除去しましょう。

クルマがきれいになったら、しっかり水分をふき取ります。こちらもスポンジと同じように一定方向に動かすのがコツです。最後は、好みに合わせてワックスやコーティングで仕上げます。

次の項目からは、通常の洗車で落としきれない汚れやシミの対処法を種類ごとに解説します。

明るい色の車体に目立つ「水あか」

洗車で落とそう!「水あか」「イオンデポジット」「ウオータースポット」の落とし方

ドアノブやサイドミラーの下など、ボディをつたって水が流れる部分に多くあらわれるのが「水あか」。黒や灰色のスジ状になっているのが特徴で、明るい色のクルマでは特に目立ちます。

水あかの原因は主に排出ガスや、ワックス・洗剤の拭き残しなどによる油分なので、カーシャンプーのほか食器用洗剤なども有効です。ただし、すすぎ残しがあると新たな水あかの原因になるため注意したいところです。

洗車で落ちない水あかには専用の水あか取りクリーナーを使うのもオススメですが、コンパウンド(研磨剤)入りのものはボディのコーティングや塗装まで落としてしまう場合があります。使用の際は必ず成分を確認しましょう。

車体にあらわれる白いリング状の汚れ「イオンデポジット」

洗車で落とそう!「水あか」「イオンデポジット」「ウオータースポット」の落とし方

ボディに白いリング状のシミとなってあらわれる、「イオンデポジット」。その正体は、洗車時の水や雨などの水分が急激に乾燥してボディに残ったミネラル分などの不純物です。

エンジンで急激に温度上昇しやすいボンネットの上や、炎天下などで起こりやすく、軽度のものは洗車で落とせますが、長期間放置すると硬化して落としづらくなります。通常の洗車で落とせない場合は、市販の専用クリーナーを使ってみてください。数回使用して落ちなければ塗装面まで侵食している可能性があるので、塗装専門店などに相談しましょう。

イオンデポジットを防ぐためには猛暑日の洗車はなるべく避け、洗車後は水分をしっかりふき取ることが大切です。

雨上がり後の晴天時にできやすい「ウオータースポット」

洗車で落とそう!「水あか」「イオンデポジット」「ウオータースポット」の落とし方

ボディの上の水滴がレンズのようになり、日光を集めて塗装面が焼けたり凸凹したりするのが「ウオータースポット」。夏場に発生しやすく、雨上がりに晴れたときなどはさらに注意が必要です。

こちらは汚れとは違って塗装面が傷んでいる状態のため、クリーナーでの除去効果は期待できません。小さな傷と同じようにコンパウンド入りワックスなどで目立たなくさせる方法もありますが、塗装面を削ることになってしまうので、プロにお任せするほうが安心です。

一度できてしまうと厄介な汚れやシミは、なるべく未然に防ぎたいところ。イオンデポジットやウオータースポットは高温も原因となるため、いまの時期は特に注意したいですね。

pagetop