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バッテリーあがりの原因や種類は?エンジン車とEVとで対処はどう違う?

バッテリーあがりの原因や種類は?エンジン車とEVとで対処は違う?
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クルマのトラブルで特に多いものといえば「バッテリーあがり」。JAFの調査によれば、2021年度のロードサービス出動理由で最も多かったのがバッテリーあがり(過放電バッテリー)で、全体の約3割を占めていました。
今回はエンジン車のバッテリーあがりの原因・対策に加えて、EV車の対処法も解説します。

エンジン車のバッテリーあがり

バッテリーあがりの原因や種類は?エンジン車とEVとで対処は違う?

クルマの電力供給を担うバッテリー。エンジン始動やライトはもちろん、アイドリング時のエアコン、カーナビ、オーディオなどさまざまな機能を支える存在です。バッテリーがあがるのには主に以下の2つの原因が考えられます。

バッテリーの放電(充電切れ)

最も多いのがバッテリーの放電(充電切れ)です。バッテリーの電力はクルマの走行によって充電されます。「ライトを消し忘れたまま駐車してバッテリーがあがってしまった!」というのはよく聞く話ですが、クルマを走らせていても油断は禁物です。近距離運転が多かったり、渋滞などで低速走行していたり、消費電力の大きい電装品を使用していたりといった状況では充電が追い付かなくなることもあります。

また、バッテリーはクルマを使用していないときでも常に放電しています。長期間クルマに乗らない場合も注意したいところです。

寿命によるバッテリーの劣化

バッテリーは消耗品です。使用しているうちに内部の極板が劣化して電気容量が低下し、充電されなくなる場合もあります。バッテリーの寿命は使用状況やメーカーにもよりますが、平均約2~3年といわれています。製品のメーカー保証には「使用期間」と「走行距離」が設定されているので、交換時期の目安として確認しておきましょう。エンジンがかかりにくくなる、停車時にヘッドライトが暗くなるなどの異変はバッテリー劣化のサインかもしれませんよ。

防止対策は?

放電によるバッテリーあがりを防ぐには、定期的な長距離ドライブでの充電が有効です。近場の運転が多い方や運転頻度の低い方は、短時間でも効率的に充電できるバッテリーを選んだり、定期的にクルマ用バッテリー充電器で充電するのも手です。

また、バッテリーは経年以外にも、高温環境での使用や電装品の過度な使用、長期間の放電、バッテリー液不足なども劣化の原因となるのでご注意ください。

EVのバッテリーあがり

バッテリーあがりの原因や種類は?エンジン車とEVとで対処は違う?

バッテリーあがりを起こすのはエンジン車だけではありません。EV(電気自動車)やHV(ハイブリッド車)、PHV(プラグインハイブリッド車)などでもバッテリーがあがってしまうことがあります。電気モーターを動力源とするこれらのクルマには、通常「モーター駆動用バッテリー」と「補機類用バッテリー」の2つのバッテリーが搭載されています。どちらのバッテリーがあがったかによって対処法が異なるので覚えておきましょう。

モーター駆動用バッテリーがあがった場合

「モーター駆動用バッテリー」は、クルマを駆動させるモーターに電力を送るためのバッテリーです。このバッテリーがあがるということは、ガソリン車でガス欠が起こるのと同じように「電欠」を起こしている状態。最寄りの充電施設までレッカー移動してもらうことになります。警告灯が出てからでは間に合わない可能性もあるので、余裕をもって充電したいところです。

このモーター駆動用バッテリーは大容量で高電圧なため、触ると危険な部分もあります。もし電欠を起こしてもむやみに触らないようにしましょう。

補機類用バッテリーがあがった場合

一方「補機類用バッテリー」は、システムを起動するためのバッテリーです。こちらはほかのクルマから電気を分けてもらう「ジャンピングスタート」で復活させることが可能です。

つなぐ順番は一般的なエンジン車と同じく「あがったクルマのプラス→救援車のプラス→救援車のマイナス→あがったクルマのマイナス」ですが、車種によって専用端子がある場合もあるため、必ず取扱説明書をご確認ください。

EVの「モーター駆動用バッテリー」があがったときはプロに依頼を

モーター駆動用バッテリーと補機類用バッテリー、どちらか1つでもあがるとクルマは走行できなくなります。モーター駆動用バッテリーがあがって(電欠を起こして)しまった場合は、メーカーサポートやロードサービスに連絡して救援を仰ぎましょう。

まとめ

エンジン車にとってもEV車にとっても、バッテリーあがりは厄介なトラブルです。定期的な点検・メンテナンスをお忘れなく!

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