運転しながら聞ける「ラジオ」は、ドライバーにとって強い味方。株式会社ビデオリサーチの首都圏ラジオ調査(2019年4月度)によれば、ラジオリスナーの28.6%は車の中で聞いているのだとか。そんな車内でのラジオ視聴に特化した便利なスマホアプリ「radiko auto」を、ドライバーの皆さんへご紹介します。
車内視聴に便利な「radiko auto」とは
パソコン・スマートフォンを使って、ニュースや音楽、お笑い番組、交通情報などのバラエティー豊かなラジオが無料で聴けるサービス「radiko(ラジコ)」。ドライバー向けに配信されているスマホアプリが、「radiko auto」です。
radiko autoをインストールしたスマートフォンと愛車のカーナビをBluetooth接続することによって、カーナビのディスプレーからアプリを操作できるので、スマホを触らずにラジオを楽しめます。スマートフォン単体でも利用できるため、BBQやキャンプなど外遊びの際にも活躍しそうです。
基本的にはスマートフォンのGPSやWi-Fi基地局などで位置情報を取得し、そのエリアで放送されているラジオのみ聴けますが、日本全国のラジオが聴ける「エリアフリー」機能も有料で利用可能です。
ただし、過去の放送をさかのぼって聴ける「タイムフリー」機能には対応していないのでご注意ください。
Androidスマホのほか、カーナビにもインストール可能!
現時点での対応スマートフォンはAndroid端末のみで、バージョンはAndroid 5.0以降。また、対応カーナビは、Smart Device Link(SDL)対応システムとなっています。
使用している回線やWi-Fiの接続状況によっては、音声が途切れたり、つながりにくくなったり、利用できなくなったりする場合があります。
また、電波が悪い場所でも音声を途切れにくくする「バッファ時間変更機能」を利用すると、実際の放送時間よりも音声が遅延するため、時報や緊急地震速報などを正確に利用できなくなります。緊急時には必ずカーオーディオのラジオに切り替えるようにしましょう。
ことし12月には、スマートフォンの「ながら運転」を厳罰化する改正道路交通法が施行されます。スマホを操作せずに利用できる、このようなアプリはありがたいですよね。
普段ラジオを聴く人も、そうでない人も、ドライブのお供に活用してみてはいかがでしょうか。