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洗車機を使うと車に傷がつく?傷をつけない洗車方法を紹介!

洗車機を使うと車に傷がつく?傷をつけない洗車方法を紹介!
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手洗い洗車と比べて時間や手間をかけずに車をきれいにできる「洗車機」。多くのメリットがある一方で、ボディを傷つけるのではないかと不安に感じているドライバーさんもいるかもしれません。今回の記事ではそんな疑問にお答えしながら、傷をつけずに洗車する方法についてご紹介します。

洗車機を使うと車に傷がつくのは本当か?

「洗車機で洗車すると車のボディに傷がつく」といわれることがありますが、はたしてそれは本当なのでしょうか。実は、洗車機の性能向上によってその話は変化しているようです。

1963年に日本のメーカーが世界初の門型移動式洗車機を発売して以来、洗車機はさまざまな進化を遂げてきました。旧式の洗車機では硬い素材のブラシで車を傷つけてしまうことがありましたが、現在使用されている洗車機の多くではスポンジ製や布製のやわらかいブラシが採用されています。

さらに車両の形状にあわせた動作制御や、ケミカルによる摩擦保護能力も上がっていることなどから、最新機種の洗車機を正しく使用すれば、傷の心配は最小限に抑えられるでしょう。

洗車機で車が傷つく主な理由

ただし最新機種の洗車機を使用しても、車の状態によっては傷ついてしまう場合があります。塗装面に砂や泥などの異物が残ったままの状態でブラシをかけることで、細かい洗車傷がつくのです。また、黄砂や花粉、ホコリ、雨に含まれる塩分なども傷の原因となる可能性があるので注意が必要です。

洗車機で洗う際のポイント

洗車機を使うと車に傷がつく?傷をつけない洗車方法を紹介!

洗車機で洗車する際、傷を防ぐためにはいくつかのポイントに気をつける必要があります。

洗車前に予洗いを入念に行う

先述のとおり、車体に残った砂や泥などの異物は洗車傷の原因になります。洗車機を使う際は、事前に車体の汚れを十分に水洗いしておくことをおすすめします。洗車機の種類によっては高圧水で予洗いをしてくれるものもありますが、すべての汚れを落とせるとは限らないので、自分の目で確認しながら予洗いしておくと安心です。

一部の洗車場やガソリンスタンドでは予洗い用スペースを設けているところもあるので、自宅での洗車が難しい人は探してみてください。

装備品の項目の選択をする

洗車機の操作パネルには「装備品選択」という項目があります。フロントガードやフェンダーミラー、ドアミラーなど、愛車の装備品に該当するものがあれば必ず選択しておきましょう。装備品の有無にあわせて洗車ブラシが動作するため、正しく選択されていないと破損の原因になります。ルーフキャリアなど、装備品によっては洗車機の使用自体がNGとされているものもあるので、使用前に必ずご確認ください。

停車位置を守る

洗車機内の停車位置は守るようにしましょう。停車位置がずれていると、車の前方や後方が十分に洗車できない可能性があります。

使用後はすぐに拭き上げを行う

洗車の仕上がりを大きく左右するのが拭き上げです。洗車機はエアーである程度水分を飛ばしてくれますが、完全な拭き上げまでは行ってくれません。車体に残った水滴が蒸発するとイオンデポジット(水分に含まれるミネラルなどが車体表面に残って生じる白いシミ)が発生してしまうリスクがあります。洗車は洗車機にお任せできても、拭き上げは自分で行う必要があることをお忘れなく。

なお、拭き上げに使うタオルは清潔で吸水性の高いものを選びましょう。固いタオルや汚れたタオルは傷の原因になります。特にコーティング施工をしている車の場合は、やわらかいマイクロファイバー素材がおすすめです。

まとめ

洗車機の性能は向上していますが、傷を完全に防ぐことはできません。傷を最小限に抑えるためには予洗いを入念に行いましょう。すでにできてしまった洗車傷が気になるときは、コンパウンドで磨く方法もあります。

今回ご紹介したポイントに気をつけながら、上手に洗車機を活用してみてくださいね。

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