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ウォッシャー液とは?自分で補充する方法や凍結対策について解説!

ウォッシャー液とは?自分で補充する方法や凍結対策について解説!
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クルマのメンテナンスの中でも、「ウインドウォッシャー液」のチェックは見過ごされがちでありながら重要な要素の1つです。

今回の記事ではウォッシャー液の概要から補充方法、凍結対策まで詳しく解説します。

ウォッシャー液とは

ウォッシャー液とは?自分で補充する方法や凍結対策について解説!

ウォッシャー液とは、クルマのフロントガラスやリアガラスの汚れを落とすときに使用する液体のことです。通常はワイパーのレバーを手前に引くことで噴射されます。

ワイパーを使用する際にウォッシャー液を噴射することで、汚れを浮かせて落としやすくしたり、摩擦を減らしてガラスを傷つけにくくしたりする役割があります。

ウォッシャー液のタイプと特徴

ウォッシャー液には、大きく分けて「原液タイプ」と「希釈タイプ」の2種類があります。

そのままウォッシャータンクに入れて使用できるのが原液タイプで、アルコール濃度が高く凍結しにくいため、冬期の寒冷地用としても使われます。

一方、水道水で薄めて使用できるのが希釈タイプで、原液タイプとくらべると経済的なのが特徴です。ただし薄め過ぎると凍結する可能性があるため、希釈濃度は商品の規定を守りましょう。希釈用のものをそのまま使用すると詰まりやシミを起こす場合があります。

ウォッシャー液の補充方法

ウォッシャー液とは?自分で補充する方法や凍結対策について解説!

ウォッシャー液の補充は、手順さえ覚えてしまえば初心者でも簡単にできるメンテナンスです。ここでは基本的な流れをご紹介します。

ウォッシャータンクを空にする

エンジンが冷めた状態で、ボンネットを開けて固定します。ウォッシャータンクのキャップには、窓に液体を噴射しているようなマークが描かれています。

前に入れたものと異なるタイプのウォッシャー液を使う場合は、ウォッシャータンクを空にしておきましょう。古いウォッシャー液の残量が少なければ使い切るまで噴射し続けることで空になりますが、残量が多い場合はモーターの負担を減らすために数回に分けて作業するか、新品の灯油ポンプである程度抜いてから噴射して空にしましょう。

ウォッシャータンクの洗浄

ウォッシャータンクが空になったら、コップ1杯程度の水を入れて再度噴射すると、ホースやタンク内を簡単に洗浄できます。完全に洗浄したい場合はディーラーなどに相談することをおすすめします。

ウォッシャー液を補充する

新しいウォッシャー液を注ぎ、液面が目盛りの上限まで来たら補充完了です。補充口の位置によってはウォッシャー液をこぼしやすくなるため、100円ショップなどで手に入る「じょうご」があると便利です。

ウォッシャー液を交換する際の注意点

ウォッシャー液を交換する際に注意したい点は以下の2つです。

タイプの違うウォッシャー液を補充する場合

同じ種類や商品のウォッシャー液を使い続ける場合は継ぎ足しで問題ありませんが、タイプの違うウォッシャー液を混ぜてしまうと、性能が落ちたりノズルやポンプが詰まったりする原因になります。特に油膜除去タイプと撥水タイプは真逆の効果をもつため、混ぜると悪影響を及ぼしやすくなるので注意が必要です。

噴射し続けるとモーターに負担がかかる

ウォッシャー液を長時間噴射し続けると、ウォッシャーポンプやモーターに大きな負担がかかり故障の原因となります。古いウォッシャー液が大量にタンクに残っている場合は上にご紹介した灯油ポンプなどを活用してください。

ウォッシャー液の代わりに水を使うべきではない理由

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「汚れを落とすだけなら、水道水でも代用できるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、おすすめできません。水道水をウォッシャー液として使う方法には、以下のリスクがあります。

カビやコケがノズル詰まりの原因に

ウォッシャー液には、汚れを落とすための界面活性剤、撥水のためのシリコンやフッ素など、商品によってさまざまな成分が含まれています。

単純に水道水では汚れが十分に落ちない可能性がありますが、それ以上のデメリットとなるのが腐敗です。水道水を使うことによってタンク内に雑菌やカビが繁殖したり、藻が発生してノズルやパイプが詰まったりする危険性もあります。

凍結する恐れがある

また、ウォッシャー液に含まれているメタノールや塩化カルシウムには、ガラス表面やウォッシャータンク内部の凍結を防止する効果があります。

寒冷地で水道水をウォッシャー液代わりに使った場合、タンク内で凍結して使用できなくなる恐れがあるほか、使用できたとしても噴射した瞬間にフロントガラスで凍り付いて視界を奪われるという危険性があります。

希釈タイプのウォッシャー液を使用している場合も、濃度が低いと凍結してしまう危険性があります。冬場のドライブや寒い地域にお出かけする際は、濃度を高めておくと安心です。

まとめ

クルマの視界確保に欠かせないウォッシャー液。正しい補充方法や注意点を守りつつ、季節や走行条件に応じた適切なタイプを使用しましょう。

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