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運転免許証の更新通知が届いたら、調べること&用意するものは?

運転免許証の更新通知が届いたら、調べること&用意するものは?
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3年、または5年に一度、ドライバーに届く「運転免許更新のお知らせ」。更新期限を忘れてうっかり失効してしまったり、必要なものを忘れて後日出直したり…といった失敗を防ぐためにも、改めて更新時に調べておくことと用意するものを確認しましょう。

運転免許更新の手続きができる期間

運転免許証の更新通知が届いたら、調べること&用意するものは?

道府県の公安委員会や警視庁運転免許本部から送られてくる「運転免許更新のお知らせ」には、更新期間が明記されています。この更新期間は「誕生日の1カ月前から、誕生日から起算して1カ月を経過する日まで」となります。

ただし、更新期間の最終日が土曜日、日曜日、祝休日、年末年始(12月29日〜1月3日)の場合は、次の平日まで更新期間が延長されます。例えば、誕生日が3月3日で、最終日が土日でない場合は「2月3日〜4月4日」となります。

運転免許更新に必要な持ち物

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運転免許証:更新時には、現在使っている運転免許証が必要になります。当日は受け付け時に必要書類等と一緒に手渡し、無効の印となるパンチ穴を開けられて返却されます。運転免許証を遺失、盗難、汚損、破損した場合は、更新手続きと同時に再交付手続きを取ることも可能ですが、更新できる場所が限られます(東京都の場合、試験場のみ)。

手数料

更新手数料と講習手数料の合計額です。更新手数料は、一律で2,500円。講習手数料は講習区分によって変わり、以下の通りです(2022年3月現在)。

「優良(優良運転者)」:500円(合計3,000円)

「一般(一般運転者)」:800円(合計3,300円)

「違反(違反運転者)」「初回(初回更新者)」:1,350円(合計3,850円)

筆記用具

黒のボールペンを申込用紙の記入などに使います。消せるペン(フリクションボールペン)は使用できません。

「運転免許更新のお知らせ」のはがき:「運転免許更新のお知らせ」には更新場所の種類や受け付け時間などがまとめて記載されていますので、持参して講習会場へ向かいましょう。

IC免許証用の暗証番号

免許証更新時には、4桁の数字からなる暗証番号を2種類、設定する必要があります。更新手続きを窓口で申し込む際に、暗証番号の記入用紙を手渡されますので、スムーズに記入できるようあらかじめ「数字4桁」の暗証番号を2種類決めておきましょう。暗証番号一般に言えることとして、生年月日や自宅等の電話番号、「0000」「1234」など、推測しやすい番号は使わないほうが安全です。

運転免許の更新手続きができる場所と講習時間

更新場所は地域によって異なりますが、主に以下の4か所があります。

運転免許試験場

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各都道府県に設置されており、どの講習区分でも更新手続きが可能です。

運転免許センター(運転免許更新センター)

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運転免許更新や再交付、試験が行える施設です。東京都のように「運転免許更新センター」として更新のみを受け付けている地域もあります。また、一部の区分のみ(「優良のみ」など)を受け付けるところもありますので、居住地域のセンターでの対応状況は「運転免許更新のお知らせ」で確認しましょう。

警察署

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管内のすべての警察署で更新が可能なところもありますが、地域によって、一部の警察署のみで更新の手続きを行っているケースもあります。

交番

一部の大規模な交番(幹部交番など)でも、免許更新を受け付けています。こちらも地域によって更新の手続きを行える交番の有無が異なりますので、事前に確認しておきましょう。

講習時間

講習区分によって以下の3タイプがあります。

優良:30分間

一般:1時間

違反・初回:2時間

講習時間の長さに応じて、免許更新手続きの受け付け時間が異なります。特に初回の更新は講習時間が長いうえに慣れない手続きを行うことになるため、早めの時間に受け付けを済ませるようにしましょう。書類記入や窓口提出、写真撮影が終わって「さあ講習だ!」と思っていたら、次回の講習開始時間が2時間後で、2時間ほど待たされることもあります。

満70歳以上の方が免許更新する際は「高齢者講習」が必要

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現在は、70歳以上の高齢者が免許更新をする際に「高齢者講習」が義務づけられています。受講できる期間は、更新期間満了日の6カ月前から更新期間満了日までの間で、「運転免許更新のお知らせ」と同様にはがきや封書にて通知が届きます。75歳以上にはさらに「認知機能検査」を受ける必要があり、その結果によって「高齢者講習」の内容・講習時間が異なります。

高齢者講習を受講後に更新手続きを行う際は、高齢者講習終了証明書を持参することで講習が免除されるため2,500円の更新手数料のみとなります。

「運転免許更新のお知らせ」のはがきを紛失した場合はどうする?

「運転免許更新のお知らせ」のはがきを持参しなくても、現在の運転免許証があれば更新は可能です。ただし免許証に記載された住所地以外の都道府県にある免許センターなどで更新する「経由更新」の場合は、「運転免許更新のお知らせ」のはがきが必要となりますので注意しましょう。

運転免許の更新期限を過ぎてしまったら?

誕生日から1カ月後の更新期間期限をうっかり忘れてしまい更新手続きができなかった場合は、免許の失効から6カ月以内であれば所定の手続きを通じて免許証の再取得が可能です。ただし以下のような、通常の更新手続きと異なる点や制限があります。手数料については、再交付手続きと更新手続きを同時に行う場合は再交付手数料は不要となっています。

手続き場所の限定

都道府県によって、更新手続きが可能な場所と、再交付手続きが可能な場所が異なるケースがあります。例えば東京都の場合、「優良」の更新手続きは「運転免許試験場」「運転免許更新センター」「警察署」で行えますが、再交付手続きができるのは「運転免許試験場」のみです。受け付け時間も更新手続きだけの場合と異なりますので、各地域の警察の公式サイト等で確認しましょう。

本籍(国籍等)が記載された住民票の写し(コピー不可)

失効した運転免許証に加えて、本籍記載の住民票の写しが必要です。役所やコンビニ等で発行して持参します。

申請用写真

運転免許証に使うものとは別に、再取得手続きに必要な証明写真が1枚必要になります。あらかじめ撮影して持参するか、試験場に設置されている証明写真機で撮影して申請します。

まとめ

「運転免許証更新のお知らせ」が届いたころは、「更新期限までまだ2カ月もある」と思っていても、あっという間に時が過ぎてしまい、気付くとあと数日に期限が迫っていた…などということも珍しくありません。もし、更新期限内に更新手続きができないと運転免許証は失効し、無免許運転となってしまいます。はがきが届いたら、なるべく早めに手続きを済ませられるよう、準備を行ってスケジュールを調整しましょう!

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