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冬のドライブ時に備えたい、「一石二鳥」な車載アイテム

冬のドライブ時に備えたい、「一石二鳥」な車載アイテム
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全国的に厳しい冷え込みが続き、日本海側を中心に記録的な大雪も観測されている今シーズンの冬。そのような天候時にももちろん車に乗る機会はありますし、新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続く中、人が集まるところに行けないけれど、少し息抜きにドライブをしたいということもあるかもしれません。

今回はそんな冬のドライブのときに持っておくと大活躍する一石二鳥な車載アイテムをご紹介します。

靴の滑り止めにもなる
「スプレー式タイヤチェーン」

「スプレー式タイヤチェーン」は、タイヤにスプレーすると雪道や凍結道路でのグリップ力が増すというアイテム。チェーンやスタッドレスタイヤの代替としては使用できませんが、突然の降雪で、スタッドレスタイヤやチェーンを用意していない! というときにスプレー式タイヤチェーンを応急処置として使うものです。雪道や凍結路面でタイヤが空回りするときなどに活躍してくれます。

スプレーされる液体は粘着性のある樹脂を原料としたもので、これがトレッド面に吹き付けると細かな凹凸ができ、滑り止めとして機能するという仕組みです。実はこのスプレー、自転車のタイヤや靴の裏に吹きかけても使えます。スタッドレスタイヤに履き替えたけど、徒歩での移動で足元が滑ってしまうときなどに便利なアイテムです。使い方や効果の持続時間などは製品によって異なりますので、ご確認ください。

またあくまでも応急処置アイテムですので、なるべく早めにスタッドレスタイヤやチェーンの装着を行いましょう。

窓の雪落としにも使える
「スノーヘルパー」

積雪路や凍結路のほか、砂路・泥路などで車がスタックしたとき、タイヤの下に敷いて脱出を助ける滑り止めマット「スノーヘルパー」も、いざというときに備えておくと便利です。

さらに便利なのが、先端がシャベル状になっているタイプの「スノーヘルパー」。このシャベル部分を使って、車のウインドーに付着した雪や霜を取ることができるのです。

本体は蛇腹状で、折りたためばコンパクトになるのものありますので、突然の降雪や悪路を進むときにも重宝します。冬の間にはトランクに入れておくとなにかと便利なアイテムの1つです。

モバイルバッテリーとしても使える
「ジャンプスターター」

「ジャンプスターター」は、車載のバッテリーが切れてしまったり、電力不足でエンジンが始動しないときに、バッテリーを補助する外付けのバッテリーです。

使い方は、車のバッテリーの赤色端子にジャンプスターターの赤いケーブルクリップを、黒色端子には黒ケーブルクリップを繋ぎ、エンジンをかけるだけ。ドライブ初心者でも簡単に使え、バッテリーあがり時の頼もしい助っ人になります。車の知識がない方でも簡単に使うことができます。細かな使い方については、製品によっても少しずつ異なる場合がありますので、ご確認を。

最近のジャンプスターターはUSB端子が付属し、スマートフォンやタブレットなどUSBに接続できる機器を充電できるほか、本体にLEDライト付きのジャンプスターターもあり、1つ持っていると車を始動させるだけでなく、非常時にも活躍してくれます。

再凍結も防げる「解氷スプレー」

「解氷スプレー」は、アルコールの融点の低さを利用して氷を瞬時に溶かす便利アイテム。凍結したフロントガラスに吹きかけるだけで素早く氷を解かしてくれるので、1本持っておけば忙しい朝も安心です。商品によっては、フロントガラスだけでなく鍵穴などに使えるものもあります。

解氷スプレーには、解氷力の高い「ガス噴射式」と、詰め替え可能で容器を再利用できる「スプレー式」のものがあるので、好みに合わせて選んでみてください。寒冷地で外出先に長時間駐車する場合は、再凍結防止剤入りのものを選んでおくと良いでしょう。なお、商品によっては、ワイパーのゴムを傷めたりボディのシミの原因になる場合もあります。購入前に成分と注意書きをよく確認し、使用後は必要に応じてこまめに洗車を行いましょう。

他にも、雪かきをするための「スコップ」、雪にはまって立ち往生したときに欠かせない「けん引ロープ」、フロントガラスやルーフに積もった雪を簡単に落とせる「スノーブラシ」、車外作業用の「防寒用手袋」、寒さ対策のための「毛布」や「カイロ」、「簡易トイレ」など、冬のドライブのもしもに備えるグッズはいろいろあります。

普段はなかなか使わないものかもしれませんが、急な降雪や慣れない雪道、凍結した道路の走行時のトラブルに少しでも慌てないためにも、しっかり準備しておきたいものですね。

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