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スタッドレスタイヤへの履き替え時期は、走行地域の「初霜」で見極めよう

スタッドレスタイヤへの履き替え時期は、走行地域の「初霜」で見極めよう
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2023年も10月に入り、上着が必要な日も多くなってきました。気象庁発表の寒候期予報によると、今年の冬の降雪量は、北日本の日本海側で「平年並」または「少ない」の確率がともに40%、東・西日本日本海側で「少ない」の確率が50%となっています。そんな冬に向けてそろそろ始めたいのが、スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)への履き替えの準備です。今回は、夏タイヤから冬タイヤへの履き替え時期の目安について解説します。

冬タイヤに履き替えるなら、「初霜」時期に注目

スタッドレスタイヤへの履き替え時期は、走行地域の「初霜」で見極めよう

タイヤの履き替え時期は明確に定められているわけではなく、地域やその年によっても気候が異なるため、毎回迷うところ。以前、夏タイヤへの履き替えタイミングについては”降雪期間が終わり路面凍結の心配がなくなった頃”とご紹介しましたが、冬タイヤの場合は”初霜が降りる頃”までに履き替えておくのがおすすめです。

特にタイヤ交換をプロに依頼する場合、雪の予報が出てからでは整備工場に駆け込みの予約が殺到するため、長い待ち時間が発生してしまうこともあります。日頃から気象情報をこまめにチェックし、余裕をもって履き替えを済ませておくと安心ですよ。

お住まいの地域や走行する地域の、初霜日データをチェック!

その年の初霜観測は、テレビやwebの天気予報などで確認できますが、目安として「初霜の平年値」もあらかじめチェックしておきましょう。

気象庁のWEBサイト「過去の気象データ検索」では、「平年値(霜・雪・結氷の初終日と初冠雪日)(※統計期間は1991~2020年までの30年)」のページから、全国各地の初霜の平年値を調べられます。

例えば、札幌の平年値は10月25日、東京は12月23日、大阪は12月10日、福岡は12月13日となっています。ただし、地域によっては初霜から初雪までの期間が短い場合もあるのでご注意を。2022年の各地の初霜は、札幌が10月7日、東京が12月4日、大阪が12月20日、福岡が12月3日でした。ちなみに北海道の帯広ではすでに2023年10月9日に初霜が観測されています。

同ページでは、雪の終日の平年値も確認できるので、夏タイヤへの履き替え時期を決めるときにも活用してみてください。

なお、新品のスタッドレスタイヤをおろす場合は、通常よりも少し早めに履き替えて「慣らし運転」しておくことをおすすめします。タイヤ表面を少し擦り減らしておくことによって、タイヤ本来の性能が発揮しやすくなるからです。

さまざまなデータを活用して、冬ドライブも快適に楽しみましょう!

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