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この冬をノーマルタイヤで乗り切れる? 雪道×ノーマルタイヤの危険度とは?

この冬をノーマルタイヤで乗り切れる? 雪道×ノーマルタイヤの危険度とは?
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2019年1月12日、東京都心部で初雪が観測されました。ことしは平年よりも1週間以上遅い観測で、降水量も少ないため、雪の少ない地域では「ノーマルタイヤで乗り切ってしまおう」と思っているドライバーもいるのではないでしょうか。今回は、雪道をノーマルタイヤで走った場合の危険度などを解説します。

ノーマルタイヤでの雪道走行…ブレーキをかけてから止まるまでは30m!

冬ドライブでのトラブルといえば、スリップ事故や追突事故。JAFの走行実験によると、雪道(圧雪路)を時速40kmで走ったときの制動距離(ブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離)は、スタッドレスタイヤは17.3mだったのに対し、ノーマルタイヤは29.9mで、約1.7倍の差が開く結果になりました。

さらに雪解け後の朝晩に起こりやすい凍結路(氷盤路)での制動距離を見てみると、スタッドレスタイヤは78.5m、ノーマルタイヤは105.4mと、こちらも差は歴然。雪道・凍結路ともにスタッドレスでも油断はできませんが、ノーマルタイヤでの走行は絶対に避けましょう。

冬季に急増する「落輪・落込」トラブルにも注意

また、雪道を走行する上でもう一つ気をつけたいのが、落輪・落込。大雪で道路の側溝などが埋もれていると、近所の通い慣れた道なのに落輪してしまった! なんてケースもめずらしくありません。実際、JAFでは落輪・落込のロードサービス救援要請は冬季に増加するそうで、2017年7月に全体の6.05%だった構成比は2018年2月には12.33%に倍増しています。対向車とすれ違う際や、慣れない土地を走る際には特に注意したいところです。

もしもクルマが立ち往生したら…必ず一酸化炭素中毒対策を

なお、急な雪やトラブルでやむを得ず立ち往生してしまった場合は、一酸化炭素中毒にご注意を。降り積もった雪がクルマのマフラーを塞ぐと、排ガスが車内にたまり、気づかないうちに一酸化炭素中毒を引き起こす危険性があります。マフラー付近をこまめに除雪し、窓を開けるなどの対策を必ずとりましょう。

めったに雪が降らない地域では、スタッドレスタイヤを持っていないというドライバーさんも多いかもしれません。1年に数回の雪のためにわざわざ購入するのは気が引ける……という場合は、スタッドレスタイヤのレンタルサービスや、オールシーズンタイヤを使うといった選択肢もあります。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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