地方の個性あふれる返礼品が話題を呼び、いまやすっかり定番となった「ふるさと納税」。返礼品といえばご当地グルメを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、近年は競うようにバラエティー豊かな商品・サービスを取りそろえられています。中にはタイヤにまつわるものを返礼品にしている自治体も…! 今回は、そんな自治体をピックアップして紹介します。
タイヤ交換・保管サービス(埼玉県飯能市)
埼玉県の南西部に位置し、面積の約7割を森林が占めるため“都心から近いハイキングスポット”としても人気の飯能市。
こちらはタイヤの履き替え時期に便利な「タイヤ交換・保管サービス」を提供しており、車種・サービスによって異なりますが1~8万円以上の寄附で利用可能です。提供元は、地元の自動車整備会社「合資会社宮寺タイヤ商会」。タイヤは、手持ちのタイヤまたは同整備会社で購入したものを利用できます。
交換・保管はセルフで行っているという方もいるかもしれませんが、やはりその道のプロの仕事は心強いもの。近隣の自治体にお住まいの方は、こちらのふるさと納税を活用してみてはいかがでしょうか。
タイヤラック(静岡県小山町)
静岡県の最北東部に位置し、日本を代表する有名サーキット「富士スピードウェイ」があることでも知られる小山町。
こちらは自宅でのタイヤ保管に便利な「タイヤラック」。2万円以上の寄附で受け取り可能です。提供元は、小山町に工場(富士小山工場)をもつ「アイリスオーヤマ」です。
オフシーズンのタイヤはそのまま積み上げても保管できますが、タイヤラックを使うことで安定感が増し、タイヤへの負荷も軽減できるので劣化防止につながります。タイヤを少しでも長く使いたい方にオススメです。
タイヤ本体(宮城県岩沼市)
宮城県南部に位置し、北の名取市にまたがる東北の空の玄関口「仙台空港」があることで知られる宮城県岩沼市。
こちらのタイヤにまつわる返礼品は、そのものズバリ、サマータイヤ。提供元は手前味噌ではありますが、岩沼市内に工場(仙台工場)を有するトーヨータイヤ。
タイヤの種類は、「オープンカントリーR/T」「トランパスML」『トランパスLuK」の3種類で、サイズによって金額は異なりますが、15万円〜30万円の寄付で受け取ることができます。そろそろ買い替え時……という方は検討してみては?
今回紹介した返礼品はごく一部で、ほかにもカー用品やパーツ、メンテナンスなどを提供する自治体もあります。「ふるさと納税×カー用品」の組み合わせや冬にはスタッドレスタイヤの選択もあるようなので、気になる方は、ふるさと納税のポータルサイトや各自治体のサイトでチェックしてみてくださいね。