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合格率ほぼ100%の種類も!運転免許のトリビア

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車の運転には欠かせない「運転免許」。今回は、警察庁による統計データから、いくつかのトリビアをご紹介します。運転免許の”今”を読み解くヒントになるかも…。

運転免許保有者数は増えているものの、増加ペースは鈍化

まず、運転免許の保有者数から見ていきましょう。運転者管理システムによる集計を開始した昭和44年には、2,478万2,107人。この数字を100とすると、平成元年には239、平成15年には313、平成28年は332と増加しており、昭和44年に比べると約3倍になっています。増加ペースは、以前に比べてかなり落ちているものの、現在も増加していることがわかります。

ただ、入学者数の減少で窮地に立たされる自動車教習所も少なくなく、平成4年に1,535校あった指定教習所数は平成28年には1,332校に。教習所はこれを受けて、料金値下げのほか、ケーキバイキングやマッサージ、ネイルアートのサービスなど、それぞれ生徒獲得のための工夫に力を入れているようです。

運転免許保有者の男女比

運転免許保有者の男女比に注目してみると、昭和44年には男性83.0%・女性17.0%と圧倒的に男性の保有者が多かったのに対し、平成28年には、男性55.1%・女性44.9%とほぼ半々になっています。「車の運転は男性がするもの」といったイメージは、時代の流れによって変わってきているのかもしれませんね。

ほぼ全員が合格した免許の種類は?

最後に、運転免許の種類別合格率を見てみましょう。平成28年中、最も合格率が高かったのは、第一種免許の「中型・AT8t限定」で99.989%と、ほぼ100%。一方、最も低かったのは、第二種免許の「牽引」で23.5%でした。

ちなみに、第一種免許の「普通」は72.7%、AT限定では69.2%。この合格率を高いと見るか、低いと見るかは人それぞれですが、最もポピュラーな普通免許でも3割は不合格になってしまうことを考えると、決して油断できないことがわかります。

運転免許をすでにお持ちの方も、これから取得する予定の方も、ぜひ話のネタにしてみてくださいね。

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