ON THE ROAD
  • TOP
  • HOW TO
  • 渋滞を緩和できる!? 4つのポイント【2026年版】
TOYO TIRES

渋滞を緩和できる!? 4つのポイント【2026年版】

渋滞緩和の4つのポイント
heart

夏休みシーズンも本番、お盆の帰省やお友達・ご家族とのお出かけを計画されている方も多いでしょう。連休中のドライブにつきものといえば、高速道路での渋滞。延々と続くような長蛇の列に、ストレスを感じることも。2026年のお盆は8月11日(火・祝)の「山の日」を利用して長い連休を組みやすい日並びで、NEXCO各社(東日本中日本西日本)の渋滞予測カレンダーでも、多くの箇所で渋滞が予想されています。

今回の記事では、渋滞のストレスを少しでも回避するための「渋滞を緩和する4つのポイント」をご紹介します。

ポイント1.渋滞情報をおさえる〜アプリでスマートに〜

出発前の情報収集は、渋滞対策の基本中の基本です。長年親しまれてきたハイウェイラジオ(1620kHz)は、廃止に向けた方針がNEXCO東日本から発表されました。廃止の時期はまだ明らかにされていませんが、交通情報の主役は少しずつスマホアプリへと移りつつあります。ここでは、いま知っておきたい公式アプリを3つご紹介します。

①iHighway(アイハイウェイ)

NEXCO西日本が提供する交通情報サービスです。社名には「西日本」とありますが、全国の高速道路に対応しており、ルート単位でリアルタイムの渋滞・規制状況などを確認できる定番アプリとして親しまれています。

②みちラジ

NEXCO中日本が提供する音声アプリです。GPSと連動し、いま走っている路線に関係する情報だけを音声で読み上げてくれるため、画面を見ずに済むのが運転中には心強いポイントです。現在はNEXCO中日本管内の高速道路を対象としているので、東名・新東名・中央道などを走るときの相棒と覚えておきましょう。

③ドラコ(今年度中に提供予定)

NEXCO東日本が2026年度中に関東エリアから提供を開始する予定の音声アプリです。ハイウェイラジオの後継にあたり、走行位置に応じた渋滞状況や安全に関する情報を、多言語で案内する予定とされています。

アプリの使い分けの目安は、出発前のルート計画には画面で確認できるタイプ、走行中には音声で案内してくれるタイプ、と覚えておくとよいでしょう。ただし、操作は必ず出発前か停車中に済ませてください。運転中のスマホ操作、いわゆる「ながらスマホ」は罰則が厳しくなっていますので、十分に注意しましょう。

なお、長時間の移動にそなえて、充電ケーブルとモバイルバッテリーもお忘れなく。よく走るエリアのアプリを、連休前にひとつ入れておきましょう。

ポイント2.渋滞のメカニズムを知る〜知は最大の武器〜

③ETC料金所で止まらずに高速へ

渋滞がなぜ起こるのか、そのメカニズムを知っておくと、渋滞中の行動にも自信が持てるようになります。ここでは、ドライバーが覚えておきたい渋滞対策の知恵を3つのポイントで見ていきましょう。

①車間距離は40m

東京大学の西成活裕教授による渋滞学の研究では、車間距離が約40m(1kmあたり25台以上)を下回ると、渋滞が発生しやすくなるとされています。十分な車間距離を保つことで前のクルマのブレーキの連鎖を吸収でき、渋滞の芽を摘めるということです。この理論は、2009年にJAF・西成研究室・警察庁が中央自動車道の小仏トンネルで行った実験で効果が確認されており、2026年のいまでも通用する知恵といえるでしょう。

②渋滞でも高速道路は降りないほうが得策

「こんなに動かないなら一般道の方がマシ」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、事故渋滞などの例外を除けば、自然渋滞の場合は高速道路を走り続ける方が正解です。渋滞していても最短距離を進んでいるぶん、一般道に降りるよりも早く目的地に着ける可能性が高いといえます。どんなにしんどくても、目的地のひとつ手前のICまでは我慢して走り続けましょう。

③ETC料金所で止まらずに高速へ

かつては料金所付近の渋滞も大きな悩みの種でしたが、ETC専用料金所の導入も各地で進んでおり、NEXCO中日本だけでも2026年春に35カ所の料金所がETC専用へと切り替わりました。しかし、利用が集中する時期は渋滞が発生することも。なるべくETC専用レーンを使うことで、渋滞の発生を抑制できます。

出発前には、ETCカードの挿し忘れがないかを必ず確認しておきましょう。万が一、専用料金所でETCの読み取りがうまくいかなかった場合は、無理にバックをせず「サポート」と表示されたレーンに進み、係員の案内にしたがってください。

ポイント3.渋滞を乗り切る〜眠気は大敵〜

渋滞を乗り切る〜眠気は大敵〜

渋滞中に大敵となるのが、単調な運転がもたらす眠気です。無理をすると重大な事故につながりかねません。眠気を上手に乗り切るための3つのコツをご紹介します。

①とにかく噛む

ガムや昆布など、何かを噛む行為には脳の血行を促し、覚醒レベルの低下を一時的に抑える効果があるといわれています。SA・PAで売っているものも多いので、眠気を感じたらまず試してみましょう。

②20分のパワーナップ

あごを動かすだけでは眠気が取れないときは、無理をせずSA・PAの安全な場所に停車して仮眠をとりましょう。仮眠時間の目安は20分程度です。30分以上眠ってしまうと深い眠りに入り、かえって目覚めが悪くなるため、短時間で切り上げるのがコツです。

また、仮眠の直前にコーヒーなどでカフェインを摂取しておくのもおすすめ。カフェインの覚醒効果は摂取から15分以上たってから現れるため、ちょうど目覚めのタイミングと重なり、すっきりと運転を再開しやすくなります。起きたら軽く体を動かし、眠気が完全に抜けたことを確認してから運転を再開してください。

JAFも、長距離を走る際は2時間に1回以上を目安に休憩を取ることをすすめています。眠気を感じてからでは遅いこともあるため、早め早めの休憩を心がけましょう。

③仮眠が可能なSA・PAを活用

SA・PAの中には、高速道路を降りることなく宿泊できる施設を備えたところもあります。NEXCO東日本では「E-NEXCO LODGE」という名称でこうした施設を展開しています。渋滞のピークをまたいでゆっくり眠り、早朝に出発する、という使い方は、ETC深夜割引との相性もよい方法です。

現行の深夜割引(約30%割引)は、0時〜4時の間に対象の道路を走行していれば適用されるため、0時前に高速道路へ入って一泊し、4時を過ぎてから出口を通過するケースでも全走行分が割引の対象になります。ただしこの制度は見直しが決まっており、適用時間帯が22時〜翌5時へ広がる一方で、「その時間帯に走行した区間分だけが割引対象」となり、割引料金も後日還元型に変わる予定です(開始時期は未定)。一泊プランを組むときは、制度が切り替わっていないかあらかじめ確認しておきましょう。

ポイント4.渋滞を楽しむ〜エンジョイ・ジュータイ〜

渋滞を楽しむ〜エンジョイ・ジュータイ〜

渋滞を完全になくすことは難しいものですが、発想を変えれば「家族の時間」に変えることもできます。ここでは、渋滞中に楽しめる車内ゲームをご紹介します。道具がなくても、全員参加で楽しめますよ。

①しばり付きしりとり

定番のしりとりに「3文字しばり」や「食べものしばり」といった縛りルールを加えると、大人も本気になるような盛り上がりが期待できます。

②ナンバープレート遊び

前を走るクルマのナンバープレートの4桁の数字を使って「合計が10になる式をつくる」といった計算ゲームや、語呂合わせを楽しみましょう。子どもの学年に合わせて難易度を調整できるのも魅力です。

③連想ゲーム・古今東西

「SAで買えるもの」など、ドライブにちなんだお題を出すと、ぐっと盛り上がります。

ただしドライバーは運転に集中し、出題役や審判役にまわるのが安全のポイントです。

渋滞は、一人ひとりの走り方次第で緩和できるものでもあります。出発前には、タイヤの空気圧や溝の深さもあわせてチェックしておきましょう。しっかりとした点検は、思わぬ故障渋滞を防ぐことにもつながります。

それでは、渋滞対策もしっかりしながら、楽しい連休をお過ごしください。

pagetop