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春のドライブに必見!車内から花粉をシャットアウトする方法

過ごしやすい気候がうれしい反面、花粉シーズン真っただ中のこの時期。東京都福祉保健局の発表によれば、今春の飛散花粉数は例年の6割、昨春の6割程度とされていますが、油断せずしっかり対策しておきたいところです。今回はクルマの中から花粉をシャットアウトする方法をいくつかご紹介します。

シャットアウト方法その1「徹底的に花粉を除去」

車内を快適な空間にするには、まずなるべく花粉を外から持ち込まないようにするのが大切です。クルマに乗り込む前には必ず、衣服についた花粉を落とすように心がけましょう。洋服ブラシや粘着テープを使うほか、道具がなければ手で払い落とすのも有効ですが、その後はすぐに手を洗うのをお忘れなく。

花粉は静電気によって吸い寄せられるため、静電気の発生しやすい裾や、カバンの擦れる部分などは特に念入りに取り除きます。お出かけ前に静電気防止スプレーを衣服に吹きかけておくのも効果的です。

ただし、それでも車内に入り込んでしまう花粉を完全に防ぐことはできません。シートにはブラシをかけ、ダッシュボードやエアコンの吹き出し口などは水拭きするなどして、車内の花粉除去もこまめに行いましょう(ちなみに花粉は雨に濡れると粘着質になり落としにくくなるので、ボディは水拭きではなく洗車がベスト)。コードレスのハンディクリーナーがあれば、足元など手の届きにくい部分の掃除にも便利ですよ。

シャットアウト方法その2「カーエアコンのフィルターを高機能タイプに」

目に見えないほど小さな花粉は、カーエアコンのフィルターを通過して車内に入ってきてしまうことも少なくありません。花粉の多いシーズンはエアコンを内気循環モードにするというのは基本的なテクニックですが、フィルターを高機能タイプに交換するという方法もあります。

花粉をしっかりキャッチしてくれるだけでなく、PM2.5にも対応したものや、アレル物質抑制タイプなど、メーカーによってさまざまな機能を併せ持ったフィルターが販売されているので、用途に合わせて選ぶのがいいでしょう。また、近年は「花粉除去モード」を搭載した車種も増えています。これからクルマの買い替えを考えている方は、こういった機能の有無もチェックしておくのも、快適なドライブに役立ちます。

シャットアウト方法その3「車載用空気清浄機」

いくら気をつけていても、ドアの開閉時などの花粉の侵入は避けられないもの。車内の空気中に漂う花粉には、車載用空気清浄機がオススメです。販売されているものの多くはイオンの力で空気をきれいにするプラズマクラスター搭載のタイプですが、花粉の除去を目的とするなら、フィルタータイプで元から除去するタイプのものを選んでおきたいところ。花粉以外にも、食べ物やタバコのニオイなどにも効果を発揮してくれるので、1台持っておけば1年中活用できますよ。

少しの工夫で花粉シーズンのドライブも驚くほど快適に。普段の花粉対策にプラスして、春のお出かけを思う存分楽しんでくださいね。