ちょっとの工夫でかなりの差!車内で冷えないコツ
- HOW TO
- 2017.02.17
冬のドライブでの悩みのひとつとして挙げられるのが、「車内の寒さ」。特に真冬の早朝などは、外の気温と変わらないくらい車内が冷え込むこともあります。しかし、カーエアコンをフル稼働させるとなると燃費も気になる……という方も多いのでは? ここでは、効率よく車内を暖めるために気を付けたいポイントをご紹介します。
走行中はエアコンをフル活用!
実は、通常カーエアコンの暖房はエンジンの熱を利用するので燃費には影響しません。そのためエンジンをかけた直後は冷風しか出ないので、しっかりエンジンが温まるのを待ってから使うのがコツ。このとき内気循環に設定するとエアコンの効きが良くなりますが、ガラスが曇りやすくなるので注意が必要です。
ガラスの曇りは「A/Cスイッチ」をオンにすれば素早く解消できますが、コンプレッサーの作動が燃費に影響するため、状況に応じて上手に使いわけたいところです。ちなみに、暖房用にエンジンを始動させるハイブリッド車や、電気ヒーターを使う電気自動車の場合は、暖房によって余計な燃費(電費)がかかることも。これらの車ではエアコン以外の防寒対策も組み合わせると良さそうです。
冷気の”入り口”は「窓」
車内温度が低下する一番の原因は、ズバリ窓から伝わる「冷気」。エアコンを付けたままにしておけない車中泊での寒さを防ぐには、冷気のシャットアウトが最も有効です。
カー用品店では車種に合わせた窓用断熱シートが販売されていますが、手軽に安く済ませたいなら緩衝材の「プチプチ(気泡緩衝材)」も代用品にオススメ。冷気が降りてくる下側をしっかりと目張りするのがコツです。もちろん視界も遮られてしまうので、運転時には必ず外すことをお忘れなく。
足元を温めるグッズで暖房効率をアップ
冬場の防寒グッズとして人気の「電気毛布」。シガーソケット対応のものを選べば、車の中でも活躍してくれます。冷えを感じやすい足元を温めて効率的に体温を維持できるので、エアコンだけでは乾燥が気になるという人にもうれしいですね。あわせてカイロや厚手の靴下なども常備しておけば、より一層暖かく過ごせます。ちなみにシガーソケット対応の防寒グッズは、電気毛布の他にもクッション、座席に敷くタイプのヒーターなどさまざまなものが販売されているので、気になる方は一度チェックしてみてはいかが?
小さな工夫でグッと快適になる車内環境。今回ご紹介したポイントを参考に、冬のドライブも暖かく楽しんでみてください。