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冬のクルマは足元が寒い!効率的に車内を暖めるエアコン術を紹介!

冬のクルマは足元が寒い!効率的に車内を暖めるエアコン術を紹介!
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冬のドライブでの悩みのひとつとして挙げられるのが、「車内の寒さ」。特に真冬の早朝などは、地域によっては氷点下まで気温が下がり、外の気温と変わらないくらい車内が冷え込むこともあります。しかし、カーエアコンをフル稼働させるとなると燃費も気になる……という方も多いのでは? ここでは、効率よく車内を暖めるために気を付けたいポイントをご紹介します。

足元が寒いのは空気の性質のせい

車内温度が低下する一番の原因は、ズバリ窓から伝わる「冷気」。エアコンを付けたままにしておけない車中泊での寒さを防ぐには、冷気のシャットアウトが最も有効です。カーショップでは車種に合わせた窓用断熱シートが販売されていますが、手軽に安く済ませたいなら緩衝材の「プチプチ(気泡緩衝材)」も代用品にオススメ。必要に応じて冬用寝袋や防寒具用のポータブル電源なども用意しておきましょう。

また、暖かい空気は軽く、冷たい空気は重いという性質上、冷気は下の方に滞留しやすくなります。さらに車内の空気は座席に遮られて空気が循環しにくいため、足元の冷えを感じやすいのです。断熱シートを使う際は、冷気が降りてくる下側をしっかりと目張りするのがコツです。もちろん視界も遮られてしまうので、運転時には必ず外すことをお忘れなく。

エアコンをフル活用する効率的な使い方

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実は、通常カーエアコンの暖房はエンジンの熱を利用するので燃費には影響しません。そのためエンジンをかけた直後は冷風しか出ないので、しっかりエンジンが温まるのを待ってから使うのがコツ。このとき内気循環に設定するとエアコンの効きが良くなりますが、ガラスが曇りやすくなるので注意が必要です。

運転中はエアコンをフル稼働させて、クルマの中を暖めていきましょう。

エアコンと燃費の関係性

冬のクルマは足元が寒い!効率的に車内を暖めるエアコン術を紹介!

内気循環はエアコンが効きやすい反面、ガラスが曇りやすくなるという注意点もあります。ガラスの曇りはデフロスターと「A/Cスイッチ」をオンにすれば素早く解消できますが、コンプレッサーの作動が燃費に影響するため、状況に応じて上手に使いわけたいところです。

なお、暖房用にエンジンを始動させるハイブリッド車や、電気ヒーターを使う電気自動車の場合は、暖房によって余計な燃費(電費)がかかることも。これらのクルマではエアコン以外の防寒対策も組み合わせると良さそうです。

足元を暖めるグッズで暖房効率をアップ

冬場の防寒グッズとして人気の「電気毛布」。シガーソケット対応のものを選べば、クルマの中でも活躍してくれます。冷えを感じやすい足元を温めて効率的に体温を維持できるので、エアコンだけでは乾燥が気になるという人にオススメです。あわせてカイロや厚手の靴下なども常備しておけば、より一層暖かく過ごせます。ちなみにシガーソケット対応の防寒グッズは、電気毛布の他にもクッション、座席に敷くタイプのヒーターなどさまざまな機能を備えた商品が販売されているので、お気に入りのものを探してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回の記事では、効率的に車内を暖める方法についてご紹介しました。お住まいの地域の気候に応じて、窓からの冷気対策と、エアコンの賢い使い方を組み合わせることで、快適な車内環境を作ることができます。また、電気毛布やシートヒーターなどの便利なアイテムを活用すれば、より効果的に体を温められるでしょう。今回ご紹介したポイントを参考に、冬のドライブも暖かく楽しんでみてください。

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