朝晩の気温が下がり、秋を感じる今日この頃。全国各地では、木々が徐々に色づき始めています。今年の秋のドライブは、紅葉に彩られた「渓谷」に出かけてみませんか? 今回は、オススメの渓谷を3つピックアップしてご紹介します。
秋川渓谷(東京)
・所在地:東京都あきる野市戸倉
・アクセス:首都圏中央連絡自動車道・あきる野ICより約15分
東京都あきる野市から檜原村(ひのはらむら)にかけて広がる「秋川渓谷(あきがわけいこく)」。都心からたったの1時間で、東京とは思えない大自然が堪能できると人気のスポットです。
毎年11月中旬~12月上旬ごろは紅葉狩りの名所として多くの観光客でにぎわい、紅葉を眺めながらの散策はもちろん、BBQなども楽しめます。渓谷のシンボルである「石舟橋(いしぶねばし)」周辺の景色は特に絶景ですよ。また、すぐ近くには温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」もあり、お湯に浸かりながら紅葉を鑑賞することもできます。
養老渓谷(千葉)
・所在地:千葉県市原市朝生原181
・アクセス:首都圏中央連絡自動車道・木更津東ICより約30分
千葉県市原市と大多喜町にまたがる「養老渓谷(ようろうけいこく)」。房総随一の温泉郷として知られ、渓谷に点在する滝はパワースポットとしても人気です。
紅葉の見頃は毎年11月下旬~12月上旬ごろで、紅葉越しに眺める滝は思わず息をのむ美しさ。シーズン中の夜間は粟又の滝、老川十字路、中瀬遊歩道などの場所でライトアップも行なわれるので、昼夜で違った雰囲気を楽しめますよ。また、毎年11月23日の勤労感謝の日には、「養老渓谷もみじまつり」が開催され、地元農産物の販売や和太鼓演奏などのイベントが行なわれます。
久斗川渓谷(兵庫)
・所在地:兵庫県美方郡新温泉町
・アクセス:山陰近畿自動車道・久斗ICより約10分
兵庫県の北側、日本海を望む新温泉町の久斗山を源流とする久斗川に沿って広がる「久斗川渓谷(くとがわけいこく)」。豊かな自然とともに、縄文・弥生時代の遺跡や古墳、山陰線の鉄道関連遺産など、貴重なスポットが数多く残されています。
紅葉の見頃は毎年10月下旬~11月上旬ごろ。のどかな山村風景を眺めながら、ハイキングや森林浴を楽しんでみてください。
ちなみに、新温泉町はその名の通り「温泉」に恵まれた町でもあります。観光の後は、町内に点在する個性豊かな温泉で旅の疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか。
気になるスポットは見つかりましたか? 次の休日は、ぜひカメラを持ってお近くの渓谷にお出かけしてみてくださいね。