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秋空の下で古代のロマンを感じよう!オススメ「古墳ドライブスポット」

古墳ドライブ
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秋といえば、読書や芸術など文化的なものに触れたくなる季節。今年の秋のドライブは、「古墳」でいにしえのロマンに思いをはせてみませんか? 今回は、オススメの古墳ドライブスポットをピックアップして紹介します。

稲荷山古墳(埼玉)

稲荷山古墳

・所在地:埼玉県行田市埼玉4834
・アクセス:東北自動車道・加須ICより約30分、関越自動車道・東松山ICより約40分

全9基の大型古墳からなる「埼玉(さきたま)古墳群」を中心に整備された「さきたま古墳公園」。中でも「稲荷山古墳」は、国宝指定の「金錯銘鉄剣」が出土したことで有名で、園内の博物館では実物も展示されています。
古墳群の築造年代は5世紀後半から7世紀初めごろといわれており、現存する9基の大型古墳のうち「稲荷山古墳」と「丸墓山古墳」の2基のみ登頂可能。園内には古墳だけでなく、埴輪作りの体験施設、博物館、薬用植物園などもあります。
ちなみに古墳群が位置する埼玉県行田市埼玉(さきたま)は”県名発祥の地“というだけあって、周辺は数多くの史跡に恵まれています。中でも関東七名城の一つに数えられる「忍城(おしじょう)」はぜひ寄り道したいスポットです。

箸墓古墳(奈良)

箸墓古墳

・所在地:奈良県桜井市箸中
・アクセス:名阪国道・天理東ICより約20分

国内最古の大王墓で、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓という説もある「箸墓古墳(はしはかこふん)」。『日本書紀』には、“昼は人が造り夜は神が造った”との言い伝えが残されています。
築造年代は3世紀中ごろ~後半といわれており、全長は272m。当時としては最大級の規模だったそうです。現在は宮内庁に管理され、内部には入れないため周りから見学する形になります。
なお、この古墳が位置する「纒向遺跡(まきむくいせき)」は、邪馬台国の有力候補地の一つといわれています。このほかにも複数の古墳が点在していますが、未調査の部分も多く残っているのが現状です。今後この場所でいくつもの大発見が生まれるかもしれない……と思うと、ちょっぴりワクワクしますね。

昼飯大塚古墳(岐阜)

・所在地:岐阜県大垣市昼飯町
・アクセス:名神高速道路・大垣ICより約25分、東海環状自動車道・大垣西ICより約8分

「昼飯大塚古墳(ひるいおおつかこふん)」は、岐阜県内最大を誇る前方後円墳。築造年代は4世紀末といわれており、2000年には国の史跡に指定されました。
全長約150m、高さ13mの古墳は、一部が「復元ゾーン」となっており、後円部の三段築成、埴輪の列、葺石(ふきいし)などで当時の姿が再現されているので、現在と当時の姿を見比べられるのがうれしいポイント。古墳の上に登ることも可能です。
古墳から出土した遺物の一部は、同市内の「大垣市歴史民俗資料館」で展示されているので、時間があればあわせて訪れてみるのもオススメ。なお、周辺には関ヶ原の古戦場や、歴史ある神社・寺院なども数多くあるので、ぜひゆとりある日程で出掛けて巡ってみてください。

気になるスポットは見つかりましたか? 場所や天気によっては朝晩冷え込むこともあるので、体温調節しやすい服装でお出掛けしてくださいね。

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