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冬のドライブに、全国の”現存最古”を巡る旅はいかがですか?

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まだ寒さは残るものの、昼間はポカポカ陽気の日も少しずつ増えてきました。いつものお出かけに飽きたら、知的好奇心を刺激するドライブはいかが? 歴史的偉人ともつながりの深い、“日本最古”を訪ねるスポットをご紹介します。

兼六園・現存最古の「噴水」

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・所在地:石川県金沢市丸の内1-1
・アクセス:北陸自動車道・金沢森本ICより約20分
・開園時間:8:00~17:00(10月16日~2月末日)、7:00~18:00(3月1日~10月15日)
・電話番号:076-234-3800
水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに、“日本三名園”に数えられる金沢の日本庭園「兼六園」。金沢城に隣接する園内の噴水は江戸時代末期につくられたもので、日本最古の噴水といわれています(飛鳥時代にも存在、偕楽園が先という説もある)。モーターやポンプを使わず、池との高低差を利用して自然の力で噴き上がる仕組みなので、その日の池の水位によって噴水の高さも変化するのだとか。庭園そのものの美しい眺望はもちろん、春は梅や桜、秋は紅葉、冬は北陸の風物詩・雪吊り(雪から樹木を守る円錐状の縄)など、四季折々の風景も魅力です。散策に疲れたら、園内に点在する茶屋での休憩もオススメですよ。

グラバー園・現存最古の「西洋館」

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 ・所在地:長崎県長崎市南山手町8-1
・アクセス:長崎自動車道・長崎ICより約10分(駐車場なし)
・開園時間: 8:00~18:00(最終受付17:40)
・電話番号:095-822-8223
6つの洋館を移築・復元したテーマパーク、「グラバー園」。こちらのメインとなっているのが、1863年に日本人大工の手によってつくられた国内初の洋風住宅「旧グラバー住宅(グラバー邸)」です。トーマス・グラバーは、もともと武器商人として幕末の志士たちを支え、その後造船・採炭など幅広い事業を行ったほか、伊藤博文らの密留学を援助したことでも有名です。また、三菱の顧問やキリンビールの基礎を築いた人物としても知られています。そんな彼が住んでいたグラバー邸は2015年に世界遺産にも登録され、ますます注目の存在に。長崎港を見下ろす絶好のロケーションで、偉人たちに思いをはせてみませんか?

慶雲館・日本最古の現存する「宿」

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 ・所在地:山梨県南巨摩郡早川町湯島825西山温泉
・アクセス:中央自動車道・甲府南ICより約1時間30分、東名高速道路・富士ICより約2時間
・電話番号:0556-48-2111
山梨県・西山温泉にある「慶雲館」は、2011年にギネス認定された世界最古の宿。かつては武田信玄や徳川家康の隠し湯としても利用されていたのだそうです。開湯1300年を記念して行われた掘削によって新たに湯量豊富な源泉が湧きあがり、今ではメインの6つのお風呂だけでなく、給湯、シャワー、客室風呂にいたるまで加温・加水なしの完全かけ流しを楽しめる、まさに贅を尽くした温泉です。日帰り入浴はできないので、あらかじめ公式ホームページから宿泊プランのご確認をお忘れなく。ちなみに、日本最古のホテルは栃木県日光市にある「日光金谷ホテル」です。 気になるスポットは見つかりましたか? ロマンあふれる“日本最古”の数々。ぜひ次の休日のお出かけプランの参考にしてみてくださいね。 

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