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古来から語り継がれる名月を。十五夜に行きたいドライブスポット

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秋の風物詩といえば、十五夜。澄んだ秋空に映える十五夜の満月は「中秋の名月」と呼ばれ、古くから親しまれてきました。お庭やベランダ、近所の公園からでももちろん眺められますが、クルマを走らせて特別な場所でお月見というのもたまには良いものです。今年行われるお月見イベントをご紹介します。

伊達家の「月見御殿」でお月見を/宮城県松島町

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  • 所在地:松島町松島字町内 56
  • アクセス:東北自動車道・大和 ICより約20分
  • 開催日: 2016年9 月15日~ 16日
  • 時間: 18:00~20:00 予定(※約 1時間ごとの入れ替え制)
  • 電話番号: 022-353-3355(観瀾亭)

日本三景のひとつに数えられ、歌枕としても有名な松島。特に松島の月は伊達家や松尾芭蕉など多くの偉人たちにも深く愛されていたそうです。伊達家の月見御殿として使われていたという「観瀾亭(かんらんてい)」では、毎年十五夜の時期に月見会が開催されています。ここでは抹茶を味わいながらお月見ができるだけでなく、松島湾の水面に映る月まで眺められるのがポイント。まさに“通”の楽しみ方といえそうです。

国宝松本城「月見の宴(えん)」/長野県松本市

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  • 所在地:長野県松本市丸の内 4-1
  • アクセス:長野自動車道・松本 ICより約15分
  • 開催日: 2016年9 月11日~16日
  • 時間: 17:30~20:30
  • 電話番号: 0263-32-2902(松本城管理事務所)

現存する五重天守の城の中では最古の松本城。十五夜を中心とした 6日間開催される「月見の宴(えん)」では、本丸庭園が夜間無料開放されます。ライトアップされた城と中秋の名月の組み合わせはそれだけでもうっとりするような美しさですが、その場で演奏される雅楽やフルート、琴などの音色がより一層気分を盛り上げてくれます。会場にはお茶席や屋外いけばなの展示、お月見には欠かせない月見団子の販売もありますよ。

石山寺「秋月祭」/滋賀県大津市

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  • 所在地:滋賀県大津市石山寺 1-1-1
  • アクセス:名神高速道路・瀬田西IC、瀬田東ICより約5分、京滋バイパス・石山ICより約5分
  • 開催日: 2016年9 月15日~16日
  • 時間: 18:00~21:00(最終入場 20:30)
  • 電話番号: 077-537-1105(一般社団法人石山観光協会)

巨大な硅灰石の上に本堂が建てられ、それが名前の由来にもなっている石山寺。紫式部が『源氏物語』を書き始めた場所としても知られ、硅灰石は天然記念物に指定されています。十五夜の時期に行われる「秋月祭」では約2000個の灯火が境内を照らし、硅灰石や国宝多宝塔もライトアップ。特設ステージには源氏物語をテーマにした語りの上演をはじめ、フラメンコダンス、オペラのコンサートに至るまでさまざまなプログラムが用意されています。

桂浜「観月会」/高知県高知市

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  • 所在地:高知県高知市浦戸 9
  • アクセス:高知自動車道・高知ICより約30分
  • 開催日: 2016年9 月15日
  • 時間: 18:00~21:00
  • 電話番号: 088-823-4016(高知市観光協会)

高知市浦戸半島の先端に位置し、高知県を代表する景勝地の桂浜。古くから月の名所として知られ、土佐民謡「よさこい節」でも“月の名所は桂浜……”と唄われたほどです。毎年十五夜には「観月会」が開催され、県内外から多くの人々が集まります。東端にある坂本龍馬の銅像とともに眺める月は風情抜群ですよ。隣接する桂浜水族館ではこの日に合わせて、キャンドルとともに館内を巡る「夜の水族館」も開催されます。

食欲、読書、芸術、スポーツ……秋の楽しみ方はさまざまですが、今年はぜひお月見ドライブも取り入れて充実した秋をお過ごしください!

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