9月12日は宇宙の日。宇宙に親しめる身近な場所といえばプラネタリウムですが、たまには一風変わった星空観賞はいかが? 秋の夜長にもぴったりのお出かけスポットをご紹介します。
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天然温泉+天体観測/星の宿 白鳥座
- 所在地:青森県弘前市大字水木在家字桜井113-2
- アクセス:JR「弘前駅」より約30分、東北自動車道・大鰐ICより約30分
- 天文台利用時間:13:00~22:00(最終入館21:30、天文現象がある場合は23:00まで)
- 天文台休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)
- 電話番号:0172-84-2288
弘前市街地から車で約15分という好アクセスがうれしい宿泊施設「星の宿 白鳥座」。施設内には県内唯一の公開天文台「銀河」があり、夜に満天の星空を眺められるのはもちろんのこと、昼間にも太陽の黒点や金星などの天体観測ができます。星好きのスタッフが手作りの模型を使って解説する天文教室は特に子どもにオススメ。
館内には展示物や天文図書、DVDがあるほか、望遠鏡操作の実技練習も行うなど、天気が悪い日でも楽しめる工夫がされています。また、室内用の小型プラネタリウムの無料レンタルもあるので、天文台で学んだ後は部屋に戻ってゆっくり天の川を堪能……なんて特別な楽しみ方も。天文台は宿泊者以外でも利用できるので、ふらっと立ち寄ってもOKです。
宿泊者だけが使える天文台/ホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩
- 所在地:三重県志摩市大王町船越3238-1
- アクセス:伊勢自動車道・伊勢西ICより約1時間10分
- 天文館営業時間:19:00~21:00(夏期のみ19:30~21:00)
- 電話番号:0599-73-0001
志摩半島南部の英虞湾に面し、伊勢志摩国立公園の豊かな緑に囲まれた「ホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩」。宿泊者のみが無料で利用できる「天文館」では、直径50cmの大型天体望遠鏡で志摩の幻想的な星空を観賞できます。毎月、満月からの2週間は地球から約38万km離れた月面をクレーターまでくっきり見られるほか、夏から1月下旬までは木星の縞模様、秋ごろからは金星、木星とガリレオ衛星などが観測可能。季節によって見られる星はさまざまなので、天気さえ良ければいつ訪れても新鮮味がありそうですね。施設は屋外のため、夏は虫よけ、冬は防寒対策をお忘れなく。
観測ドーム付きのバンガロー/大塔コスミックパーク「星のくに」
- 所在地:奈良県五條市大塔町阪本249
- アクセス:南阪奈道路・葛城ICより約1時間
- 休館日:水曜日(祝日の場合は翌日。春・夏休みは開館)
- 電話番号:0747-35-0321
高原の澄んだ空の下、プラネタリウムや星見台、2つの天文台で星空をめいっぱい満喫できる宿泊施設「星のくに」。これだけでも十分本格的に思えますが、施設内で特に注目したいのがドーム付きバンガローです。こちらはなんと2階部分に天体観測室と望遠鏡を完備! プライベート空間で家族や仲間と星を見上げるという贅沢極まりないひとときが過ごせてしまうのです。
また、先着順ではありますが予約時に好みに合った望遠鏡を選べるというのも星好きにはたまりません。取り扱い方法はスタッフが丁寧に説明してくれるので、もちろん初心者でも安心ですよ。ホームページでは、その月に見ごろの星の解説もしています。お出かけ前にぜひチェックしてみてください。
プラネタリウムのあるホテル/ラフォーレ琵琶湖
- 所在地:滋賀県守山市今浜町十軒家2876
- アクセス:名神高速道路・栗東ICより約30分、琵琶湖西縦貫道路・真野ICより約10分
- プラネタリウム営業時間:上映スケジュールによる
- 電話番号:077-585-3811
日本最大の湖・琵琶湖のほとりにたたずむリゾートホテル「ラフォーレ琵琶湖」には、本格的なプラネタリウムが併設されています。ミュージシャンやアニメとコラボした定番プログラムのほか、名物「星のお兄さん」による笑いを交えた星座解説や、おちゃめなゆるキャラ「びわっちくん」のプラネタリウムショーは特に大人気。「正直、プラネタリウムでは毎回寝てしまう……」という人も、最初から最後まで楽しめること間違いナシですよ! 毎日すべてのプログラムを開催しているわけではないので、あらかじめ公式ホームページで上映スケジュールのご確認を。
普段はなかなかゆっくり見上げることも少ない星空ですが、こうしたスポットで星や宇宙と親しむことで新たな魅力を発見できそうですね。この機会にぜひ、大事な人と一緒に宇宙に思いを馳せてみてはいかがでしょう。