組み合わせ次第で10連休も実現可能な今年のゴールデンウィーク。すでに計画を立て始めているという人も少なくないのではないでしょうか。定番のアウトドア遊びも楽しいですが、たまには気分を変えてクリエイティブな休日を過ごしてみてはいかが?
今回は、大人も子どもも夢中になれる“ガラス工芸”が楽しめる4つのスポットをご紹介します。
軽井沢ガラス工房
営業時間:10時~18時(毎週水・木曜日定休)
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉塩沢664-9
アクセス:上信越自動車道・碓氷軽井沢ICより10分、軽井沢駅より車で7分、しなの鉄道中軽井沢駅より車で5分
電話番号:0267-48-0881
ハイキングから美術館めぐり、ショッピングまで何でもできる軽井沢。 高原の中心にある「軽井沢ガラス工房」では、色や形を自由に選んでコップや風鈴を作れる吹きガラス体験が人気です。
体験ではスタッフが手を加える工房も多い中、こちらの工房では難しい工程もなるべく本人に任せることで、より個性ある作品に仕上がるように気をつけているのだとか。とはいえマンツーマンでのサポートなので、不器用さんでも安心して挑戦できますよ。
吹きガラスの作品は翌日もしくは宅配便での受け取りですが、当日持ち帰りたいのであればガラス器に貼ったシールを切り抜いて模様を作るサンドブラスト体験や、ガラス細工を透明のジェルキャンドルに埋め込むキャンドル体験もオススメ。キャンドル作りは小学生以下の子どもでも体験可能。家族全員で楽しめるのがうれしいですね。 工房主宰の伊藤けんじさんをはじめとするガラス職人さんたちの作品展示や販売もあるので、ふらっと寄って眺めるだけでも十分楽しめますよ。
箱根クラフトハウス
・営業時間:9時~17時(年中無休)
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 強羅公園内
・アクセス:東名高速道路・御殿場ICより乙女峠・仙石原経由約30分、小田原厚木道路・小田原西ICより箱根湯本・宮ノ下経由約30分、箱根園(芦ノ湖)より約30分、十国峠より約45分、湯河原より約60分
・電話番号:0460-82-9210
雄大な自然と効能豊かな温泉が魅力の箱根。個性的な美術館も多く、実はアート好きにはたまらないスポットでもあります。 強羅公園内にある「箱根クラフトハウス」では、吹きガラスやサンドブラスト、とんぼ玉などのガラス工芸を体験することができます。吹きガラス体験で制作できるアイテムはコップだけでなく、マグやお皿、小鉢、一輪挿し、灰皿などバラエティー豊か。季節の限定色も選べるので、その時期に合ったガラス器にチャレンジしましょう。製作後はじっくりと冷却させるため、宅配便での受け取りのみとなります。
また、サンドブラストでは、自分で模様を作るのはもちろん、豊富なデザインのシールを組み合わせるだけでオリジナルの模様を作れます。イラストに自信のない人や、時間のない人も気軽に挑戦できますね。 アクセサリー好きには、溶かしたガラスを鉄の棒に巻き取って作るとんぼ玉作りもオススメ。別途金具代はかかりますが、ネックレスやかんざしなどにして当日に持ち帰ることもできますよ。 ガラス作りだけでなく陶芸やドライフラワーなどの体験も。何度遊びに行っても新しい発見ができそうです。 ちなみに、ガラス作り体験のみになりますが、伊豆にも姉妹店があります。
能登島ガラス工房
・営業時間:9時~17時
・住所:石川県七尾市能登島向田町122−13
・アクセス:和倉温泉駅より20分
・電話番号:TEL 0767-84-1180
自然に囲まれて落ち着いた雰囲気の「能登島ガラス工房」では、吹きガラスやサンドブラストなどの定番の体験に加えて、ガラス板の上にガラスで模様を表現するアクセサリー作りも体験できます。ストラップやピアスなど種類が豊富なので、自信作を身に着けて持ち歩きたい! という人にはぴったりですね。
また、工房に隣接するショップではガラス作家の作品や小物などを購入できます。ガラスの透明感を残しつつ陶磁器のような色と質感を表現したオリジナルブランド「耐熱燿変ガラス」は、電子レンジでの使用もOK。独特のあたたかみある見た目が特徴です。 YouTubeでは、工房での製作風景も公開されています。職人の手によって生き物のように姿を変えるガラスを見たら、思わずあなたも体験したくなりますよ。
1998年に無料化した能登島大橋と、その翌年に開通した「ツインブリッジのと」によってアクセスの良さが格段にアップした能登島。野生のイルカが棲みつく珍しいスポットとしても有名で、水族館や美術館、ゴルフ場など観光施設も充実しています。
小樽大正硝子館(本店)
・営業時間:9時~19時
・住所:小樽市色内1-1-8
・アクセス:小樽駅より約5分
・電話番号:小樽手造り硝子工房の吹き硝子体験申し込み 0134-22-2299(ギャラリー蔵)/その他の体験申し込み 0134-32-5101(本店)
歴史ある建造物が見ごたえ抜群の小樽。新鮮な海産物を思う存分楽しむこともでき、北海道の中でも特に人気の観光スポットです。
「小樽大正硝子館」は、小樽の歴史的建造物にも指定されている本店を中心に、小樽市内に17の店舗・提携工房を構えるガラス専門店です。体験の種類は大きく分けて、溶解炉を使う“ホットワーク”と、電気炉などを使う“ウォームワーク”、冷やして形成されたガラスを加工する“コールドワーク”の3つ。市内に多くの工房を持っているだけあって、体験できる手法は多彩です。
中でも注目は、ホットワーク体験のボトルクラフト。溶解炉で柔らかくしたガラスのボトルを、ひねったり伸ばしたり曲げたり膨らましたりして自由自在に加工することができます。 同じガラス細工でも、店舗や工房によって作品のテーマはさまざま。小樽観光をしながら、1つ1つの専門店を回って見くらべてみるのも楽しいかもしれませんね。体験だけで終わらず、作品を実際に使ったり眺めたりしながら思い出話に花を咲かせられるのもガラス作りの大きな魅力。施設によっては体験人数に限りがあるので、事前に確認しておくと安心です。
自分で作ったグラスは愛着が湧きますし、自作のガラス細工となれば自慢のグッズのひとつにもなります。職人気分に浸れるガラス作り、行ってみてはいかがでしょうか!