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ダムの水面に映る、秋の色彩。全国各地のもみじ狩りスポット

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10月ともなると、北そして標高の高い野山から色づいてきます。そうです。紅葉の季節の到来です。赤、黄、オレンジに染まる世界を見ると、日本に生まれて良かったなあとしみじみ思いますよね。

ウェザーニュースの予報によると、今年は北日本の山沿いほど見頃のタイミングが早く、東〜西日本の山沿いは平年並み。そして平野部は平年より遅めになるとのこと。すでに北海道の大雪山旭岳ではもみじやイチョウが鮮やかに色づいています。

紅葉した山を眺めるのもいいですが、川や湖に映る紅葉も、なかなか乙なものです。そこで、ちょっと趣向を変えて、ダムと紅葉を楽しんでみませんか? 大きな水面に映り込むカラフルな世界へ、あなたを引き込んでくれますよ!

神奈川県愛甲郡清川村・宮ヶ瀬ダム

もみじ予想:10月21日ごろ〜

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最寄りの国道はR412。R16や中央自動車道、圏央道からのアプローチもカンタンで、関東圏からアクセスしやすいもみじ狩りスポットです。10月〜11月にかけて色づきます。

元々は中津川渓谷とよばれた場所でもあり、ダムができても豊かな自然に満ちあふれているのがポイント。近隣では奥多摩湖の小河内ダムに次ぐ大型のダムで、毎週水曜日と第2日曜日には高さ100m付近にある2門のゲートからの豪快な観光放流も楽しめます。

駐車場は直下流にある神奈川県立あいかわ公園がおすすめです。公園(山麓)からダム(山頂)までは宮ヶ瀬ダムインクライン(ケーブルカー)で移動できます。楽しみながら学習できる水とエネルギー館も合わせて見てみましょう。

栃木県日光市川治温泉川治・五十里ダム

もみじ予想:10月11日ごろ〜

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鬼怒川の支流の1つ、男鹿川の水を溜めるダムで、五十里とかいて“いかり”と読みます。江戸から五十里(約200km)ある場所としてつけられた地名が元となっています。

1683年の天和日光地震により自然にできた五十里湖の位置にあります。元の五十里湖は1723年に決壊、五十里洪水を引き起こしました。そして岩盤が堅固であることから第二次世界大戦後の1956年、鬼怒川上流ダム群の1つとして作られました。

先日の鬼怒川堤防決壊時のみならず、2011年の新潟福島集中豪雨時もフルに稼働しています。さまざまな歴史を持つ場なので、かの地の歴史を学びながら景色を目にするのもいいでしょう。

岐阜県大野郡白川村・御母衣ダム

もみじ予想:10月21日ごろ〜

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日本最大規模のロックフィルダムというだけでも見事なのに、桜よし、もみじよしの四季折々な景観が楽しめるダムです。

東海北陸自動車道を使うことで名古屋・富山からのアクセスがカンタン。

なお世界遺産でもある白川郷寄りには白山白川郷ホワイトロード(元白山スーパー林道)という有料道路があり、こちらの紅葉もまた一見の価値があります。

長野県上伊那郡箕輪町・箕輪ダム

もみじ予想:10月15日ごろ〜

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箕輪ダムの湖の通称はもみじ湖。1992年に完成した箕輪ダムの湖畔には1万本ものもみじが植栽され、シーズンに入ると蒼い水面に映り込む燃えるような紅色に圧倒されます。

アクセスは中央自動車道の伊那インターもしくは伊北インターから。沢川渓谷を経て箕輪ダムまで行けますよ。

10月31日(雨天時翌日)に行われるもみじ湖夢まつりは、地元の様々な食材と出会えるイベントでもあります。お腹を減らしてLet’s Go!

日本は他にも香嵐渓(愛知県)、鶏足寺(滋賀県)、上高地(長野県)などなど、絶句するような美しすぎる紅葉と出会えるスポットだらけ。近場での日帰りもいいですし、泊まり込んで夕日と紅葉・朝日と紅葉というコラボを楽しむのもいいでしょう。

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