TOYO TIRES

ゴールデンウィークのドライブを快適に!渋滞回避の完全ガイド

ゴールデンウィーク(GW)は、家族や友人とクルマでお出掛けにぴったりの季節です。しかし、せっかくの楽しい連休も、長い渋滞にはまってしまえば一転してストレスフルな体験になってしまいますよね。

GWのお出掛けでは、あらかじめ渋滞のピーク日・時間帯を確認し、「時間」「日程」「ルート」の3つを工夫することで、渋滞を大幅に回避できるかもしれません。今回の記事では、渋滞予測のデータをもとにした具体的な回避策から、もし渋滞にはまってしまったときの過ごし方、出発前の準備まで、GWドライブを快適にするための情報をまるごとお届けします。

まず知っておきたいGW渋滞の実態

「GWはなんとなく混むのはわかっているけど、実際どれくらい混むの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。まずは具体的な数字と傾向について把握しておきましょう。

NEXCO各社によると、2025年のGW期間中に全国で発生した10km以上の渋滞の回数は310回でした。渋滞が集中するのは主にGW後半で、前半に比べてはるかに交通量が増えています。

渋滞のピーク日・時間帯は区間や方面によって異なりますが、下りは連休後半の午前中(午前6時〜正午)に、上りは連休終盤の夕方から夜にかけて(午後3時〜夜8時頃)の時間帯に渋滞しやすい傾向にあります。

特に渋滞が起きやすい主な区間と、2025年にNEXCO各社が予測した最大渋滞長の目安は以下のとおりです。

  • 中央道・相模湖IC付近(下り):最大約45km
  • 関越道・坂戸西スマートIC付近(上り):最大約40km
  • 東北道・羽生PA付近(下り):最大約40km
  • 名神高速・大津IC付近(上り):最大約30km

渋滞回避の基本①「出発時間」をずらす

渋滞を避けるためにまず大切なのは「出発時間をずらす」ことで、中でも特に効果的なのが「早朝出発」です。渋滞が本格化する前、できれば午前6時よりも前に渋滞ポイントを通過できれば、混雑に巻き込まれるリスクを大幅に下げられます。渋滞のピークとなる下り方面の午前9時〜正午、上り方面の午後3時〜夜8時は、できる限り高速道路上にいないよう計画するのが理想的です。

同じ理由で深夜出発も有効ですが、そのぶん眠気への対策が欠かせません。前日は十分に睡眠を取り、SA・PAでの休憩ポイントをあらかじめ決めておきましょう。同乗者がいる場合は、運転を交代し合う計画を立てておくとより安心です。

渋滞回避の基本②「日程」をずらす

出発時間だけでなく、移動する「日程」を見直すのも効果的な渋滞対策の一つです。GWの渋滞はメインの連休(特に後半)に起こりやすいため、その日を外すだけで快適度が大きく変わります。昨年(2025年)は飛び石連休だったGW前半が比較的空いていました。毎年カレンダーによって混雑傾向が変わるため、お出かけ前にNEXCO各社が公表する渋滞予測を確認するのがおすすめです。

なお、GW期間中の一部の日程は高速道路の休日割引が適用除外となる場合があります。旅行の予算計画にあわせて、事前にNEXCO各社の公式サイトで確認しておきましょう。

渋滞回避の基本③「ルート」を変える

「出発時間も日程もずらせない」という場合には、走るルートを見直してみるのも一つの手です。定番の高速道路が渋滞しているとき、並行して走る一般道や国道バイパスへの切り替えを検討してみましょう。たとえば東名高速の渋滞時は国道1号バイパス、中央道の渋滞時は国道20号が代替ルートになることがあります。

ただし、高速道路が渋滞するGW期間中は一般道も混雑しやすくなります。出発前にルートを決め切るのではなく、走りながら状況に応じて柔軟に変更できる準備をしておくことが重要です。

そのために欠かせないのが、リアルタイムの渋滞情報の活用です。GoogleマップやYahoo!カーナビなどのナビアプリは、現在の渋滞状況に応じてルートを自動的に案内してくれます。出発前だけでなく、SA・PAで休憩する際にもアプリでルートを再確認する習慣をつけましょう。NEXCO各社や日本道路交通情報センター(JARTIC)の公式サイトも、信頼性の高い渋滞情報を提供しています。

渋滞にはまったときの過ごし方・心構え

どれだけ計画を工夫しても、GWは予想外の渋滞に巻き込まれることがあります。そのときの過ごし方や心構え次第で、疲労の度合いや車内の雰囲気は大きく変わってきます。

SA・PAはうまく活用したいところですが、渋滞のピーク時は駐車場も混み合います。「次の大きなSAまで頑張ろう」と無理をするよりも、こまめに立ち寄って休憩を取るほうがドライバーの疲労軽減につながります。もし駐車場が満車だった場合は、一つ先のPAや高速を降りてコンビニを活用するなど、柔軟に対応しましょう。

車内では、音楽やポッドキャストを楽しんだり、しりとりなどのゲームをしたりと、時間を有意義に使う工夫もおすすめです。お子さまが一緒の場合は、お気に入りのおもちゃやタブレットを準備しておくと安心です。

一方、やってはいけないことも覚えておきましょう。渋滞中のむやみな車線変更は、かえって渋滞を長引かせる原因になります。あおり運転や無理な追い越しはもちろん論外です。車間距離を十分に保ち、余裕のある運転を心がけることが、自分だけでなく周囲の安全にもつながります。

GWドライブをもっと楽しむための事前準備

快適なドライブのためには、「気持ちの準備」だけでなく「クルマの準備」も欠かせません。

まず確認したいのが、タイヤの空気圧です。タイヤの空気は走行していなくても少しずつ自然に抜けていくため、長距離ドライブの前には必ずチェックしましょう。適正空気圧で走ることで、走行安定性が増し、燃費の改善にもつながります。適正値はクルマの運転席ドアの内側や給油口付近に貼られているシールで確認できます。

あわせて、ガソリンは満タンにしておくと安心です。地方エリアではガソリンスタンドが少ない場所もあります。エンジンオイルや冷却水、バッテリーの状態も、出発前に一度確認しておくと万全です。

また、SA・PAや道の駅などの立ち寄りスポットをあらかじめリストアップしておくと、「どこで休憩するか」で悩む時間が省けて精神的にもラクになります。渋滞情報を確認する手段(アプリや交通情報サイト)もあわせて準備しておきましょう。

まとめ──渋滞は「避けるもの」ではなく「読むもの」

渋滞は、データを活用して事前に「読む」ことができるものです。今回ご紹介したポイントを振り返りましょう。

  • 渋滞のピーク:GW後半に集中。下りは連休前半の午前中に、上りは連休終盤の夕方から夜にかけて混みやすくなる
  • 「出発時間」「日程」「ルート」をずらす:午前6時よりも前に渋滞ポイントを通過すると◎。ピーク日を外して移動。渋滞情報アプリを活用し、状況に応じて柔軟な対応を
  • 渋滞中の心構え:車間距離を保ち、無理な車線変更は控えて安全運転を
  • 出発前の点検:クルマの状態とルートを確認して万全な状態で出発

毎年連休前には、最新の渋滞予測情報も公開されます。このようなデータも味方につけて、計画をひと工夫するだけで、GWのドライブは格段に快適になります。事前の準備と余裕ある計画で、大切な人との時間を目いっぱい楽しみましょう!