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日帰りグランピングはクルマで快適に!スポットと節約のポイント

日帰りグランピングはクルマで快適に!スポット選びと節約のポイント
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週末のドライブ、そろそろ新しい行き先を求めていませんか? そんなドライバーには、「日帰りグランピング」という選択肢はいかがでしょう。キャンプのような準備や後片付けの手間なく、手ぶらで本格的なアウトドア体験ができるグランピングは、一人でのドライブにはもちろん、家族みんなで楽しめるレジャーとして注目を集めています。

家族や友人とのBBQを楽しんだり、温泉でリラックスしたり、ペットと一緒に自然を満喫したりと、日帰りでも充実した時間を過ごせるのがグランピングの魅力。運転の疲れを癒やす休憩スポットとしても活用でき、EV充電設備を備えた施設も増えています。

本記事では、施設選びのコツから費用の考え方、節約のヒントまで、ドライバー目線で日帰りグランピングを楽しむためのポイントを解説します。

グランピングの定義

「グランピング」とは?

そもそも「グランピング」とは、「グラマラス(Glamorous=魅力的な)」と「キャンピング(Camping)」を組み合わせた造語です。キャンプの魅力であると同時に手間がかかる、テント設営や食事準備などの煩わしさから解放され、ホテルのような快適さとアウトドアの開放感を同時に楽しめる「いいとこ取りの自然体験」です。

エアコン完備のテントや快適なベッド、充実したアメニティが用意され、食事も本格的なBBQやコース料理が提供されます。アウトドアの初心者や子どもも気軽に自然を満喫でき、ファミリー層を中心に人気を集めています。

「日帰りグランピング」とは?

日帰りグランピングは、宿泊を伴わずにグランピングの魅力を楽しめるプランで、宿泊プランよりもリーズナブルに楽しめます。多くの施設では、宿泊と同様にチェックイン・チェックアウトの時間が設定されていて、3時間〜6時間程度の滞在時間が基本となっています。

日帰りグランピング施設の選び方

日帰りグランピングはクルマで快適に!スポット選びと節約のポイント

人気のポイントは「手ぶらBBQ」「温泉」

グランピングの魅力は、なんといっても準備の手間が少ないこと。中でも人気の定番は「手ぶらBBQ」。バーベキューに必要な道具も食材もすべて用意してくれるため、気軽にバーベキューが楽しめます。屋根付きのBBQサイトがある施設なら、急な雨でも心配無用で、グランピングテント内でも快適に過ごせます。

もう一つ、人気なのは「温泉」や「岩盤浴」などの温浴施設です。施設によっては天然温泉や岩盤浴が併設されており、BBQやドライブ後の疲れを癒やすのにピッタリ。暑い季節に汗を流すのはもちろん、秋冬は冷えた体が芯から温まり、リラックス効果も抜群です。

食材持ち込み・ゴミ処理・ペット可などの細則と追加料金

よりリーズナブルに楽しむなら、食材の持ち込みが可能な施設を選びましょう。ただしBBQ費用に代わって「設備利用料」が必要になることがあります。また、食材の持ち込みはOKですが、調理機材の持ち込みはNGのケースもありますので、事前にグランピング施設の公式サイトから、プランと注意点を確認しておきましょう。グランピング施設の近くに、道の駅や直売所、スーパーなど新鮮な食材が購入できるお店があるかも、チェックしておくといいでしょう。

ゴミについては各施設で取り扱いが異なります。ゴミ箱が施設に用意されているところもあれば、現地で指定されたゴミ袋を購入する必要も。また現地でのゴミ捨ては禁止で、すべて持ち帰る必要がある施設もあります。

ペットの同伴が可能な施設では、プライベートドッグラン付きのサイトもあり、ペットと一緒に楽しめるプランが用意されています。ただし、ペット料金が別途必要な場合が多いので追加料金や予約の有無、頭数などの事前確認を行いましょう。

リーズナブルなグランピングにするために

オプション料金などの追加費用に注意

先ほど挙げた追加料金のかかる項目のほか、施設によっては多彩なオプションプランを用意しているところもあります。例えば誕生日など記念日をお祝いするケーキや花束、地元の特産牛などの豪華な食材、焚き火体験、燻製料理の体験など、その土地ならではのアクティビティーがあります。

まずは、グランピングで体験したいことが標準プラン(標準料金)に含まれているかを申し込み前に確認しましょう。必要に応じてオプションを追加する場合は、当日現地で申し込みができるか、もしくは事前予約が必要かをしっかり確認しておきましょう。

移動費(燃料・高速料金・駐車場)等を含めた総額を計算しておこう

クルマでの移動に必要な燃料費や高速道路料金は、距離によって変動します。また施設の駐車場料金も忘れずに確認しましょう。無料の施設もあれば、1日1,000円〜2,000円程度の費用がかかる場合もあります。総額を算出する際は、「人数分の基本料金と食材費+移動費+駐車場料金+オプション料金」で計算することをおすすめします。

快適なグランピングタイムのポイント

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東京圏・大阪圏から片道60〜90分がオススメ

グランピング施設の多くは、郊外にありながら、都市圏からのアクセスのしやすさをセールスポイントとしています。オススメは自宅から60分〜90分でアクセスできる施設。移動時間に時間を取られすぎず、グランピング施設での滞在時間を最大化できます。特に日帰りの場合は、往復運転することを考慮して、無理のない距離感の施設を選ぶことが重要です。帰路の渋滞も想定し、余裕を持ったスケジューリングを心がけましょう。

冬はクルマの足回りに万全の対策を

グランピングスポットは郊外にあることがほとんど。そのため都市部よりも雪が深かったり、路面凍結の起こりやすい道路状況だったりします。冬の遠出では、スタッドレスタイヤの装着はもちろんのこと、念のためタイヤチェーンも忘れずに用意しましょう。また、グランピング施設内は暖房が効いていても、ベランダやBBQエリアなどの屋外は気温が低くなることも予想されます。クルマだけではなく、人間用の防寒具や暖房グッズもしっかり準備しておきましょう。ペット同伴のときは、ペット用の防寒着もお忘れなく。

FAQ

Q:EVでの”帰りの電欠”を避けるには?

A:EV充電設備が設置されているキャンプ場やグランピング施設が増えてきていますので、滞在中の充電が可能な施設なら、EV電欠の心配はしなくて大丈夫でしょう。

もしEV充電機が設置されていない場合は、経路上の充電スポットを把握しておくことが重要です。特に郊外ではEV充電器が少ないため、往路で充電スポットを確認しながら走行し、復路用の充電計画を立てておくと安心です。

また、エコドライブを心がけ、エアコンの使用を控えめにするなど、電費を向上させる運転も効果的です。万が一に備えて、JAFなどのロードサービスへの加入も検討しましょう。

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