クルマで行ける!関東エリアで「+α」の日帰り温泉
- エンジョイ
- 2023.03.06
新型コロナウイルス対策が緩和され、徐々に日常を取り戻しつつある2023年。久しぶりにクルマで旅行に出掛けたい人も多いのではないでしょうか。この春休みは、日帰りで気軽に温泉旅行を楽しみませんか?
今回は、食事・観光・絶景の3つの目的別に、関東周辺に位置するおすすめの温泉地と注目スポットをご紹介します。
食事も楽しめる温泉地「湯河原」
食事も楽しめる温泉地としておすすめなのが、神奈川県の「湯河原」。日本最古の和歌集『万葉集』に詠われ、多くの文豪や画家たちにも愛された風情ある温泉地です。海の幸にも山の幸にも恵まれている湯河原では、海鮮料理をはじめ、フレンチ、イタリアン、中華、ステーキ、パン、スイーツなど、バラエティー豊かなグルメが楽しめます。
中でも注目なのが、 “源泉”と“カフェ”が1カ所で楽しめる「Gensen Café(ゲンセンカフェ)」。併設旅館の源泉かけ流し天然温泉でリフレッシュした後は、「湯河原手絞りみかんジュース」など新鮮な地元名物を使ったドリンクや食事でホッと一息。カフェ内には、“人をダメにする”ソファや、漫画・小説・雑誌なども完備されており、日帰りでもゆったり過ごせる工夫が施されています。
- 所在地:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上742(The Ryokan Tokyo YUGAWARA内)
- アクセス:JR「湯河原駅」よりクルマで約10分
- 定休日:不定休
- 営業時間:14:00~18:00(最終入場17:30)
- 利用料金:大人 2,300円 こども(小学生以下)1,150円
※湯河原温泉チルパック料金。席は予約制。混雑時、短縮営業時の滞在は2時間まで。入浴のみの利用の場合は大人550円、こども(小学生以下)275円。タオル貸し出しは別料金。
観光も楽める温泉地「箱根」
観光も楽しめる温泉地としておすすめなのが、神奈川県の「箱根」。温泉は1日2万5,000トンもの湧出量はもちろんのこと、アルカリ性単純温泉、食塩泉、石膏泉など、豊富な泉質・効果効能も魅力です。周辺には「芦ノ湖」「大涌谷」「彫刻の森美術館」など自然豊かな観光スポットが多数点在しているほか、冬は「箱根駅伝」、夏は「箱根夏祭り」と季節の行事も盛り上がります。
箱根を代表する温泉施設「箱根小涌園ユネッサン」では、一年中水着で入浴できる屋内外の温泉アミューズメントから、箱根外輪山を望むお湯で疲れを癒やせる本格温泉まで、多彩な雰囲気のお風呂が楽しめるのが魅力。水着やタオルなどのレンタル・販売もあるので、手ぶらで遊びに行けるのもうれしいポイントです。
- 所在地:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
- アクセス:箱根口ICから国道1号線経由で約30分
- 定休日:なし。施設メンテナンスによる休館日はWebサイト参照
- 営業時間:
ユネッサン(水着エリア)10:00~18:00(土日祝9:00~19:00)
元湯 森の湯(温泉エリア)11:00~20:00(最終入場19:30) - 利用料金:
ユネッサン(水着エリア)大人2,500円 こども1,400円
元湯 森の湯(温泉エリア)大人1,500円 こども1,000円
パスポート(ユネッサン・元湯 森の湯)大人3,500円 こども1,800円
※こども料金は3歳〜小学生に適用。シルバー・障害者割引あり。タオル貸し出しは別料金。
絶景も楽しめる温泉地「伊東」
絶景の眺めも楽しめる温泉地としておすすめなのが、静岡県の「伊東」。日本三大温泉のひとつに数えられる歴史深い温泉で、江戸時代には三代将軍・徳川家光への献上湯も行われていたことでも有名です。山と海に囲まれた雄大な景色も特徴で、富士山も望める伊豆高原のランドマーク「大室山」、“伊豆の瞳”と称される「一碧湖(いっぺきこ)」、スリル満点のつり橋で人気の「城ヶ崎海岸」など、8つの見どころは「伊東八景」と呼ばれます。
「伊豆高原 赤沢日帰り温泉館」では、空・海・湯船の一体感を味わえる大露天風呂をはじめ、内湯の大浴場ではジェットバス、ジャグジー、サウナなどが日帰り入浴で楽しめます。このほか、太平洋を一望できる貸し切り風呂付き個室(※要予約)や、地元自慢の海の幸を堪能できる食事処、大広間の休憩所、売店、タイ古式マッサージなど館内施設も充実しているので、日帰りでもぜいたくなリゾート気分を満喫できるはずです。
- 所在地:静岡県伊東市赤沢字浮山163-1
- アクセス:伊豆スカイライン「天城高原IC」から約20分
- 定休日:なし(施設メンテナンスによる休館日はWebサイト参照)
- 温泉営業時間:10:00〜22:00(最終入館21:00)
- 利用料金(タオル無料貸し出し):中学生以上:1,600円 4歳〜小学生:850円
※通常期間(平日・土曜・日曜・3連休最終日)の料金。繁忙期(年末年始・ゴールデンウィーク・夏季・連休(最終日除く))はWebサイト参照。
今回の記事では、神奈川県から2カ所、静岡県から1カ所、ON THE ROAD編集部おすすめの温泉地の情報をお届けしました。このほか、東京都内からクルマや電車で気軽にアクセス可能な温泉街や日帰り温泉施設としては、栃木県の「鬼怒川温泉」「日光温泉」、群馬県の「草津温泉」、埼玉県の「秩父温泉」、千葉県の「鴨川温泉」、山梨県の「石和温泉」、静岡県の「熱海温泉」などもおすすめです。