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合戦の記憶を見に行こう!全国名城巡り(東北・信越・東海編)

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戦渦に巻きこまれつつも、古き日本の建造物としての姿を、今もなお色濃く残し続けている城。「昔の人たちはこれだけ巨大で、華美な建物を自らの手で作り上げたのか!」と感動できること間違いありません。

戦国時代の日本を追いかけよう!全国名城巡り(中国・近畿・北陸編)」「城を眺めて過去に思いを馳せる!全国名城巡り(四国編)」に続いて、今回は安土桃山・江戸時代に建設された天守を今でも残す12のお城のうち、東北・信越・東海の名城情報をお送りします。ちょっと遠くても行く価値あり! お泊まりコースでぜひどうぞ!

犬山城

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所在地:愛知県犬山市犬山北古券65-2
関連サイト:国宝犬山城

1469(文明元)年に織田広近が砦を築き、天文6(1537)年、織田信康が築いたのが犬山城です。以後織田信清、織田勝長、織田信雄が城主となったことでも有名で、小牧・長久手の戦いの引き金ともなった地でもあります。織田一族の系譜を辿るのに、外すことはできないお城ですよ。

現存天守12城の1つで、天守が国宝指定された4城のうちの1つでもあります。日本の白帝城とも呼ばれ、その勇姿は今もなお見事!

開城時間は9時~16時30分。入場料は大人500円・子供100円です。

松本城

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所在地:長野県松本市丸の内4番1号
関連サイト:国宝 松本城

黒く引き締まった外装に、威風堂々という言葉が思い浮かびます。1590(天正18)年、時の城主だった石川数正が、天守・城郭・城下町の整備を行った際に豊臣秀吉への忠誠の証として漆黒に塗ったのでは(豊臣秀吉の大阪城に色を合わせた)、という説があります。

現存最古の五重六階の木造天守で、観閲するには7つの狭く急な階段を上らないとなりません。かなり疲れますが、月見櫓から見る城郭、天守から見る街に疲れもとれますよ。

開城時間は8時30分~17時。入場料は大人610円・子供300円です。なおゴールデンウィーク、夏季期間中は開城時間が8時~18時になります。

弘前城

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所在地:青森県弘前市下白銀町1
関連サイト:弘前公園総合情報

安土桃山時代の関ヶ原の戦いを経て、4万7千石の弘前藩が成立。江戸時代の1603年(慶長8年)に津軽為信が築城を開始するも亡くなってしまったため、跡を継いだ陸奥弘前藩二代藩主の津軽信枚が1611年(慶長16年)に作り上げました。過去の地名が鷹岡だったため、鷹岡城とも呼ばれました。

初代の天守は落雷により焼失してしまい、今残る天守は1810年(文化7年)に造られました。明治時代には第八師団兵器部の用地としても使われていたそうですよ。

有料開城期間は4月1日~11月23日。開城時間は9時~17時。入場料は大人310円・子供100円です。弘前城植物園も入れるチケットは大人510円・子供160円になります。

なお、弘前城は2015年8月から2025年にかけて、天守移動や石垣解体など、大規模な改修作業が行われます。詳しい改修スケジュールは弘前市の公式ウェブサイトをご覧ください。

 

いずれも近所には寺や神社も多く、時間をかけてじっくりと散策できます。やはり名城の近辺はいい歴史&観光スポットでもあるんですね!

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