TOYO TIRES

日本の伝統と新しい技術の組み合わせ。タイヤ柄の江戸浴衣、作りました!

みなさんは普段、浴衣を着る機会がありますか?

花火大会、お祭り、縁日。こうした催しに合わせて着るのは、風情があって良いですよね。

もともと浴衣は平安時代から利用されていましたが、この頃は沐浴(水を浴びて宗教的に体を清めること)での利用が主でした。今のように庶民が浴衣を着るようになったのは、江戸時代のことだそうです。当時は略装として使われており、今と同じように花火大会や縁日へ行くのに利用していたとされています。江戸時代の浮世絵に浴衣姿が描かれたものも多くあり、庶民から愛されていたことが伺えます。

また、江戸時代は染色の技術が発達して、様々な柄の浴衣が登場したようです。現在は当時では考えつかなかったような柄の浴衣が数多く登場しました。

実はTOYO TIRESでも、現代ならではの浴衣を作りました。なんと、タイヤ柄の浴衣なんです!

今回、江戸ゆかた染元・高常の青木裕之氏に江戸時代から伝わる伝統的な技術で染色を行ってもらいました。こちらの動画では、その染色風景をご覧いただけます。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=owO0XPFuZiM[/youtube]

この柄はトレッドというタイヤの表面部分です。トレッドは排水性、駆動性、操作性など、タイヤの性能を決めるだけでなく、紋様という形で個性を持っています。いわば、タイヤの顔なのです。製品ごとに性能の高さと紋様のユニークさに創意工夫を凝らしており、今回の浴衣は3つの柄を染色してもらいました!

このタイヤ柄の浴衣は、7月に開催された水都大阪の「水の都の夕涼み ナイトカーニバル」で当社スタッフが着用していました。

みなさんも浴衣で夕涼みをしてみてはいかがでしょうか?日本に昔から伝わる夕涼みが、きっとみなさんを涼しくしてくれます!