ライフスタイルに合わせてチョイスしたい。軽自動車の選び方
- HOW TO
- 2014.09.26
車両価格も税金も安くて燃費もいい。コンパクトだから車庫入れや狭い道でも運転しやすいうえに装備が充実、さらに選択肢も豊富になってきたとあって、軽自動車の売れ行きが好調です。全国軽自動車協会連合会の発表によると、2013年度の新車販売台数は過去最高の約226万台に。登録者を合わせた新車全体の販売台数は約569万台のうち、軽自動車の新車販売台数は、約4割ものシェアを獲得しています(登録車は日本自動車販売協会連合会の発表より) 。
現在、軽自動車は普通車と同じ衝突安全基準が採用されており、衝撃を分散・吸収するボディ構造を備えた車種も増えてきました。シートベルトのプリテンショナー(衝突した瞬間にベルトを引き込んで身体を固定する機能)、フォースリミッター(胸への衝撃を緩和する機能)など安全対策も向上しています。
7人家族で車1台、たくさんの荷物を頻繁に運ぶ、週末は必ず数百kmの道のりを走る…ということでなければ、むしろ経済性の高い軽自動車でかしこい生活を送るというのもアリでしょう。
目次
ラインアップも普通乗用車に負けないくらい豊富な軽自動車
ひと言で軽自動車といっても、さまざまな車種製品があります。いま現在、新車で購入できるモデルの数はなんと61車種。よりどりみどりです。むしろ迷うくらいの数といっていいでしょう。そこでライフスタイル別に、おすすめの車種カテゴリをご紹介します。
家族みんなで移動するならハイトワゴン
現在の軽自動車の主流となっているのが、ハイトワゴンでしょう。ミニバンのスタイルを軽自動車枠にもってきたもので、ハイトワゴンという名前の通り車高が高め。広い空間を生かして、それまでの軽自動車にはなかった、ゆったりとした乗車ポジション&高いアイポイントを実現しています。乗り降りがしやすいので、おじいちゃん、おばあちゃんやお子さんをかかえたママも安心して使えます。
アウトドアで遊ぶならSUV
といいつつも、やはりアウトドア用として選ぶならSUVを狙いたいところ。車室内の広さはハッチバック級ですが、四輪駆動でタイヤ径が大きくロードクリアランスが高く、悪路の走破性はピカイチ。車幅が狭いという軽自動車ならではの利点を生かして、3ナンバーな大型のSUVが入っていけない林道でも走れます。
一人か二人でのドライブ専用ならオープンカー
とことん車趣味に走るのなら、オープンカーがいいでしょう。屋根がないということの開放感は絶大。定員は2名だし、荷物も他のカテゴリの車と比べると全然載せることができません。でも、オープンカーだけにある楽しみがそこにはあります。
セカンドカーに最適なアンダー100万円のハッチバック&セミトールワゴン
現在定価が100万円以下のモデルは多数あります。いずれも軽自動車らしいハッチバックのスタイルが多く、車高もさほど高くなく、立体駐車場も難なく利用できます。セミトールワゴンも一般的な立体駐車場に合わせて、車高を1550mm以下に抑えています。
基本的に4人乗りですが、フル定員だと狭さを感じるのも事実。そこでこのカテゴリはセカンドカー、もしくは自分専用車として選ぶ人が多いのです。
また、2015年4月以降に購入する新車から、軽自動車税が年間7,200円から1万800円に増税となります。2015年10月からは消費税がさらに上がるかもしれません。このダブルパンチはキツイもの。軽自動車を買うタイミングを考えるなら、頭に置いておきたいポイントです!
中古車もターゲットに入れるのであれば、もっと細かく、自分のライフスタイルとマッチする1台を選べるでしょう。さあ軽自動車との生活を始めてみませんか?