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梅雨どきに知っておきたい、ドライバー向け「ゲリラ豪雨対策」

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夏の時期にドライブするうえで厄介な存在といえば、「ゲリラ豪雨」。濡れた路面ではクルマのコントロールが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こりやすくなるほか、冠水道路に誤って入ってしまった場合は最悪廃車になってしまうこともあります。今回は、そんなゲリラ豪雨の対策について解説します。

ゲリラ豪雨を経験しているドライバーは約8割

過去にON THE ROADメールマガジンが約1800人のドライバーさんを対象に行った「雨の日の運転にまつわるアンケート」で、「ドライブ中にゲリラ豪雨に襲われたことがある」と回答した人は全体の79%。その中には、「集中豪雨で視界を完全に奪われた」「大雨で高速道路が通行止めになり、一般道で大渋滞に巻き込まれて危うく浸水しかけた」「ガード下の水たまりでエンジンに水が入り、コンロッド変形のため廃車になった」といった恐ろしい体験をしたドライバーさんもいました。

ゲリラ豪雨対策1:天気予報アプリを活用

ゲリラ豪雨対策としてまずオススメしたいのが、スマートフォンのアプリ。日本気象協会の「Go雨!探知機(ごううたんちき)」は、最新型の気象レーダを利用してユーザーの周囲の雨量情報をリアルタイムに表示したり、最寄りの雨雲までの距離と方向を表示したり、周囲の落雷地点を表示したりすることができます。このほかにもさまざまな天気予報アプリが配信されているので、使いくらべて自分の好みに合ったアプリを見つけておくと良いでしょう。

ゲリラ豪雨対策2:「水没・冠水スポット」を事前にチェック

また、自宅・会社近くやお出かけ先などの、「水没・冠水しやすいスポット」を事前にチェックしておくことも重要です。各地方整備局のサイトで公表されている「道路冠水注意情報」や、国土交通省の「ハザードマップ」などから、危険なスポットが確認できます。地方によってはマップをPDFファイルで配布しているところもあるので、印刷してクルマの中に入れておいても良いかもしれませんね。ちなみに、カーナビやナビアプリによっては「冠水危険ポイント」を表示する機能を備えたものもあるので、それを活用するのも手です。

突然やってくるだけに、重大なトラブルにもつながりやすい「ゲリラ豪雨」。特に河川や渓流、下水管、用水路などの周辺は短時間で冠水しやすいだけでなく、離れた場所の豪雨が影響してくることもあるので、注意したいところです。

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