静けさただよう冬にしか、見られない絶景を!「冬の湖ドライブスポット」
- エンジョイ
- 2020.01.29
今年は全国的に暖冬といわれているものの、まだまだ寒い日が続いています。外出するのも億劫に感じている方も多いかもしれませんが、空気が澄んでいる今の時期こそ大自然の絶景を味わうチャンスです。
今回は、冬ドライブにおすすめしたい全国の「湖」をピックアップしてご紹介します。
サロマ湖(北海道)〜流氷を見よう!
北海道北東部に位置し、北見市、常呂郡佐呂間町、紋別郡湧別町にまたがる「サロマ湖」。滋賀県の琵琶湖と茨城県の霞ケ浦に続いて、日本で3番目に大きい湖です。
沿岸のほぼ中央に位置する幌岩山(ほろいわやま)の山頂には「サロマ湖展望台」があり、湖の全体を一望可能。天気が良ければ遠くの知床連山まで眺められるほか、1~3月ごろには結氷したサロマ湖やオホーツク海の流氷も見られます。
また、サロマ湖に面する国道238号沿いにある道の駅「サロマ湖」はドライブの休憩にぴったり。ホタテやカボチャなど、さまざまなサロマの名産品を使ったグルメが味わえますよ。
田沢湖(秋田県)〜瑠璃色の水面を見よう!
秋田県東部の仙北市にあり、“日本一深い湖”として知られている「田沢湖」。県内に古くから伝わる「たつこ姫伝説」の舞台となっており、透明感のある瑠璃色の湖面が神秘的な雰囲気をたたえています。
湖畔には、永遠の若さと美貌を願い湖神となったと伝えられる「たつこ像」や、青い湖面と赤い鳥居のコントラストが美しい「御座石神社」などフォトジェニックなスポットが点在。さらに少し足を伸ばせば、「乳頭温泉郷」や「角館の武家屋敷」などの人気観光地もあります。
また、全コースから田沢湖を望める「たざわ湖スキー場」では、2020年2月15日〜16日に「第49回田沢湖高原雪まつり」も行なわれます。
摩周湖(北海道)〜結氷が織り成す景色を見よう!
北海道東部の弟子屈町にある「摩周湖」。流れ込む川がなく雨が水源のほとんどを占め、不純物が極めて少ないことから、日本で一番、世界でも最上級の“透明度が高い湖”として有名です。
湖面は「摩周ブルー」と呼ばれる深い青色が特徴。水深が深く凍りにくいため、全面結氷する年としない年がありますが、結氷するとより一層幻想的な風景が広がります。
冬場の散策は積雪が多く気温も低いため、防寒具やスノーシューなどが必須。ガイド同行のツアーがおすすめです。
周辺には北海道有数の温泉街「川湯温泉」もあるので、寄り道して旅の疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか。
気になるスポットは見つかりましたか? 大自然に囲まれた湖は、訪れる季節によってさまざまな表情を見せてくれるのも魅力。今しか見られない絶景を、その目で確かめにいってみてくださいね。