冬でもぬくぬく!植物の緑に癒やされる「植物園ドライブ」はいかが?
- エンジョイ
- 2019.12.17
すっかり季節は冬本番になり、ついつい家の中でこもりがちになってしまう方も多いとは思いますが、今度の休日は冬でもあたたかい「温室」で、植物に癒やされてみませんか? 「温室」のある全国のオススメ植物園をピックアップしてご紹介します。
北海道大学植物園
・所在地:札幌市中央区北3条西8丁目(冬季入口は「東門」)
・アクセス:札樽自動車道・新川ICより約15分 ※駐車場無し
札幌駅から徒歩10分という好立地にありながら、広大な敷地の中で豊かな自然と触れ合える「北海道大学植物園」。北海道の自生植物を中心に、約4000種の植物が植栽されています。
11月5日~4月28日までの冬季は「温室」のみの公開で、室内では熱帯・亜熱帯地域の植物や多肉植物、食虫植物などを観察可能です。
なお、冬季は休館していますが、園内には植物園のほかに「博物館」や「記念館」なども設けられており、北海道の文化財や自然史、北方民族などについても学べます。
国立科学博物館 筑波実験植物園
・所在地:茨城県つくば市天久保4丁目1−1
・アクセス:常磐自動車道・桜土浦ICより約15分、首都圏中央連絡自動車道・つくば中央ICより約15分
筑波山南麓に位置し、国立科学博物館の研究機関でもある「筑波実験植物園」。敷地内には7000種以上の植物があり、そのうちの3000種類が見学できます。
こちらは温室だけでも6種類(「サバンナ温室」「熱帯雨林温室」「水生植物温室」「熱帯資源植物温室」「絶滅危惧植物温室」「多目的温室」)あるのが特徴。個性豊かな植物を見くらべながら楽しめます。
屋外展示や企画展、国立科学博物館が保有する標本資料を見学できる「自然史標本棟」など、温室以外の展示も充実していますよ。
京都府立植物園
・所在地:京都市左京区下鴨半木町
・アクセス:名神高速道路・京都南ICより約45分
公立植物園としては日本で最も古く、2024年に開園100周年を迎える「京都府立植物園」。24万平方メートルの広大な園内には、約1万2000種の植物が植栽・展示されています。
入園料とは別に温室観覧料がかかりますが、温室としての規模は日本国内最大級。8つの部屋で構成された温室内では、4500種類にも及ぶ世界の熱帯植物が鑑賞できるほか、企画展も随時行われています。
また、園内の南側ではバラ園などの人工美、北側では半木(なからぎ)の森などの自然美を楽しめるのも大きな特徴です。
小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)
・所在地:東京都文京区白山3丁目7番1号
・アクセス:首都高速5号池袋線・東池袋出入口より約5分 ※駐車場無し
「小石川植物園」(「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」)は、1684年に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」を前身とする日本最古の植物園。1877年の東京大学設立直後から一般公開されるようになりました。敷地内では約4000種の植物が植栽されています。
⽼朽化のため⼀般公開を中⽌していた温室は、リニューアルを終えて2019年11⽉19⽇に再公開。6つの部屋と冷温室で構成された新温室は、旧温室の約4倍の面積となっています。
「ニュートンのリンゴ」や「メンデルの葡萄」など、知的好奇心をくすぐられる屋外の植物にも注目です。
気になるスポットは見つかりましたか? 開花情報や見頃の植物は、それぞれの公式Webサイトからチェックしてみてください。