TOYO TIRES

車で行ける、ちょっと変わった「果物狩り」を体験しよう!

秋の「味覚狩り」といえば、毎年ぶどうや梨、きのこなどが特に人気を集めます。でも今年は少し気分を変えて、いつもと違う味覚狩りはいかが? この時期にこそ味わいたい、オススメの果物を紹介します。

ドラゴンフルーツ狩り

竜のウロコのような見た目から「ドラゴンフルーツ」の名で親しまれている「ピタヤ」。果皮は鮮やかなピンクでとげとげしく強烈な印象ですが、果肉は意外にもやわらかくさっぱりとした甘さで、クセのない味わいが特徴です。果肉いっぱいに散らばるゴマのような種子は、プチプチとした独特の食感。栄養も豊富で、農薬をほとんど使わず栽培できるため健康・美容食品としても注目を集めています。

国内での栽培の多くは沖縄ですが、千葉にある農園「夢の花館」では11月まで収穫体験が可能です。クルマで南国気分を味わいに行けるのはうれしいですね。収穫の際は、果皮にハリがあり、ウロコ状の部分が尖ったものを選ぶのがポイントですよ。

キウイフルーツ狩り

ビタミン豊富な上に手頃な値段で食べやすく、ジャムやスムージーなど活用の幅も広い「キウイフルーツ」。国内に流通しているもののほとんどはニュージーランド産で、年間の輸入量は約7万トンにものぼるのだとか! 実は国内でも栽培されており、主な産地は愛媛、福岡、和歌山ですが、キウイ狩りスポットは愛知から関東にかけても点在しています。収穫スタートは早いところで10月中旬、多くは11月からとなっていますが、収穫時期は非常に短く大体のところは11月中に終わってしまうので、事前にお目当ての農園をチェックしておくと安心です。

都心からも比較的アクセスの良いスポットとしては、千葉の「マザー牧場」や、静岡の「はままつフルーツパーク時之栖」、「キウイフルーツカントリーJapan」など。収穫の際は、ほどよく弾力があり、全体に満遍なくうぶ毛が生えているものを選ぶのがポイントです。品種によってはうぶ毛が生えないものもあるので、収穫時に確認しましょう。

ミカン狩り

優しい甘さが魅力の冬の風物詩、「みかん」。収穫時期は10月下旬~1月ごろまでと実は意外に長いので、「まだコタツは出してないけれど、あの味が待ちきれない!」という人はひと足お先にミカン狩りを楽しんでみてはいかがでしょう。ミカンの主要産地といえば愛媛や和歌山、静岡が挙げられますが、ミカン狩りスポットは全国各地にあります。真のミカン好きなら、複数産地の食べ比べもオススメですよ!

主なスポットは、静岡の「伊東温泉・みかん狩り園」、大阪の「富田林市農業公園サバーファーム」、香川の「夕陽ケ丘みかん園」など。収穫の際は、果皮の色が濃くきめ細やかで、ずっしりと重みのあるものを選ぶのがポイントです。ビタミンCの豊富なミカンで、季節の変わり目も健康に乗り切りたいものですね。

ただでさえ食に恵まれている秋ですが、自分で収穫したものならおいしさはひとしお。次のお出かけは、ぜひ味覚狩りドライブでおなかも心も満たしてみては?