楽しみながら異文化も学べる海外旅行ですが、たいていは国内旅行よりも多くの時間とお金を要するためなかなか頻繁には行けないものですよね。それでもちょっとした非日常を今すぐ味わいたい！という人は、外国村へのドライブなんていかがでしょう。手軽に海外気分に浸れる全国の穴場スポットをご紹介します。

宮崎：サンメッセ日南

• 所在地：宮崎県日南市大字宮浦2650
• アクセス： 宮崎自動車道・宮崎ICより約40分、宮崎空港より約40分、宮崎市内（宮崎駅）より約50分
• 営業時間：9:30～17:00
• 定休日：第1、第3水曜日(8月、祝日を除く)
• 電話番号：0987-29-1900

日南海岸沿いの丘にそびえ立つ7体の巨大モアイ像が印象的なテーマパーク「サンメッセ日南」。このモアイ像は本場イースター島公認のもので、その背景にはイースター島のモアイ像を日本のチームが修復した功績にモアイ像の完全復刻を世界で初めて許可されたというエピソードも。

大きさも形も本物と全く同じとあって近くに立つだけでもただならぬパワーを感じられますが、右から2番目に触れると金運、左から3番目に触れると恋愛運がアップするともいわれているそうですよ。パーク内にはほかにもふれあい牧場や世界の昆虫の展示、温泉、ギャラリーなどがあるほか、レストランでは青い水平線を一望しながら地元の食材をいただけます。

和歌山：ポルトヨーロッパ

• 所在地：和歌山県和歌山市毛見1527 和歌山マリーナシティ内
• アクセス：阪和自動車道・海南ICより約10分
• 営業時間：10:00～17:00（土日祝、長期休みシーズンは延長あり）
• 電話番号：0570-064-358

和歌山湾に浮かぶ人工島に作られた異国情緒たっぷりのテーマパーク「ポルトヨーロッパ」。中世の地中海の港町をモチーフにしたパーク内には、石畳やレンガ造りなどのヨーロッパらしい建築が立ち並び、アトラクションが併設されています。パーク内の運河にはなんとイルカが泳いでおり、イルカウォッチングやふれあい体験まで可能！　

キャラクターショーや謎解きゲームなどバラエティー豊かなイベントも常時開催されているので、子ども連れでも1日飽きることなく遊び尽くせそうです。海外の雰囲気を味わうだけでなく、全身を使って楽しみたいアクティブ派の人にオススメですよ。

北海道：カナディアンワールド公園

• 所在地：北海道芦別市黄金町731
• アクセス：道央自動車道・滝川ICより約50分
• 営業時間：10:00～17:30
• 営業期間：4月23日～10月23日（平成28年スケジュール、冬季は休業）
• 電話番号：0124-28-2231（公園管理事務所）

19世紀のカナダの町並みと不朽の名作『赤毛のアン』をテーマにした「カナディアンワールド公園」。もともとテーマパークだった場所が1999年に市営公園として生まれ変わったのだとか。園内にはアンをはじめとした登場人物の家や学校、教会、展望台を兼ねた時計塔などが並び、物語の世界を忠実に再現しています。ところどころに感じられるレトロな雰囲気は、歴史ある公園ならではの味わい深さです。

大自然に囲まれているだけあって昆虫も多数生息しているので、子どもの昆虫採集スポットとしてもオススメですよ。園内のギャラリーやショップは週末のみ営業となっている所も多いのでご注意を。

福島：ブリティッシュヒルズ

Afternoon tea with a man pouring tea from pot in to a cup

• 所在地：福島県岩瀬郡天栄村大字田良尾字芝草1-8
• アクセス： 東北自動車道・白河ICより約40分（積雪期は20～30分加算）
• 営業時間：施設により異なる
• 電話番号：0120-131-386

約7万坪の広大な敷地にイギリス中世の館を中心とした街を再現した「ブリティッシュヒルズ」。イギリス史上有名な人物名が付けられた9つの宿泊施設のほか、雑貨やお菓子などのショップや、優雅なアフタヌーンティーが楽しめるティールーム、本場の雰囲気そのままのパブなどが立ち並び、日帰りでももちろんOKです。外語大学が運営しているので本格的な英会話レッスンのプログラムもあり、イギリス伝統料理や工芸などの体験教室も開催しています。

外観や内観の工夫だけでなく建築資材まで本場から取り寄せるというこだわりぶりで、イギリス人スタッフも多いため、とことん異国情緒に浸りたいという人にはぴったりですよ。

パスポートもいらず、言葉の壁もない外国村。海外旅行初心者も安心して思う存分楽しめそうですね。ぜひとも天気の良い日にカメラを持ってお出かけしてみてください。