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涼しい、大きい、見ごたえ抜群!ドライブでダム見学へ行こう!

8月1日は水の日。普段わたしたちが水を使う上で欠かせない「ダム」は、その迫力や美しさから近年じわじわと注目を集め、ダム専門の写真集が出るほどの人気ぶりです。今回は“ダムマニア”ではない方にもオススメしたい、3つのオススメダムをご紹介します。 

小河内ダム(東京都)

  • 所在地:東京都西多摩郡奥多摩町原5
  • アクセス:JR青梅線「奥多摩駅」より約20分
  • 営業時間:見学自由(展望塔は10:00~16:00 ※7/20~8/31は17:00まで)
  • 定休日:年中無休(展望塔は年末年始定休日)
  • 電話番号:0428-86-2211(東京都水道局小河内貯水池管理事務所)

都心からクルマを走らせること約2時間、都内とは思えないほど自然豊かな奥多摩町にあるのが「小河内(おごうち)ダム」です。多摩川を水源とし、東京都民が利用する水の約2割を供給しています。展望台からは、高さ100m以上の迫力ある眺めや奥多摩湖(小河内貯水池)、奥多摩の大自然を一望可能。周辺にある「奥多摩 水と緑のふれあい館」ではジオラマや映像などでダムの仕組みを楽しく学べるほか、施設内のレストランでは小河内ダムをイメージした小河内ダムカレーも食べられます。ただし1日20食限定とのことなので、気になる方はお早めに。

黒部ダム(富山県)

  • 所在地:富山県中新川郡立山町芦峅寺
  • アクセス:長野自動車道・安曇野ICより約70分
    「扇沢駅」より関電トンネルトロリーバスで約15分
    上信越自動車道・長野ICより約90分
    「扇沢駅」より関電トンネルトロリーバスで約15分
  • 営業時間:4月10日~11月3日 7:30~17:35、11月4日~11月30日 8:30~16:35
  • 定休日:12月1日~4月9日
  • 電話番号:0261-22-0804

富山県東部の黒部川上流に位置し、日本一の高さ(堤高)を誇る「黒部ダム」。7年の歳月と1000万人の努力によって建設された巨大アーチだけでも見ごたえ抜群ですが、毎年6月下旬から10月中旬に行われる「観光放水」は特に必見です。高さ186mのダムから激しい水しぶきをあげて大量の水が放たれ、天気の良い日には虹を見られることもあるのだとか。今シーズンからは新たな観覧スポットがオープンしたので、一度行ったことのある人もまた違った絶景を楽しめそうです。また、エメラルドグリーンが美しい黒部湖の遊覧船「ガルベ」をはじめ、周辺にはケーブルカーやロープウエーなどの乗り物も豊富。雄大な自然をあらゆる角度から満喫できますよ。

徳山ダム(岐阜県)

  • 所在地:岐阜県揖斐郡揖斐川町開田448
  • アクセス:名神高速道路・大垣ICより国道303号
    国道417号経由で約80分
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 定休日:なし
  • 電話番号:0585-52-2910(独立行政法人水資源機構徳山ダム管理所)

岐阜県西北部、木曽三川のひとつである揖斐川をせき止めて2008年に建設された「徳山ダム」。総貯水量は6億6000万立方メートルと日本最大です。これは浜名湖の約2倍、東京ドーム単位にすると約532個分ですが、もはや想像ができないほどの量ですね。周辺にある施設「徳山会館」では、このダムの建設にともない廃村を余儀なくされた徳山村の資料や、村が徐々に水没していく様子などが展示されています。今となっては周辺の人々の生活には欠かせない徳山ダムですが、かつての村の様子を知るとさまざまなことを考えさせられる貴重な体験になりそうです。

ダムを訪れる上で覚えておきたいのが、「ダムカード」の存在。もはやマニアの間では有名ですが、全国のダムでは各ダムの情報が記載されたカード型パンフレットを配布しているのだとか。配布日や配布時間などは場所によって異なりますが、せっかくならば旅の記念にゲットしておきたいところです。詳しい配布条件などは各ダムの公式ページからチェックしてみてくださいね。