秋の味覚をフレッシュハンティング!マツタケ狩りドライブにでかけよう
- エンジョイ
- 2015.09.18
四季折々、異なる表情を見せてくれる日本。諸外国と比較しても数多の食材に恵まれた土地であり、新しい季節の到来には移りゆく自然の景観を楽しむだけでなく、旬の食材に舌鼓を打ちたくなります。
9月〜11月の秋もまた、旬の産物が多い季節。今回はその中でも「秋の味覚の王様」とまで称される、マツタケにフォーカスを当ててみましょう。
マツタケは名前のとおり、アカマツの林などに生えるキノコの一種で香りの強さに特徴があります。その香りを生かした焼きマツタケ、お吸い物、マツタケごはん、土瓶蒸しといったメニューでいただくのが一般的です。
人工栽培にはまだ成功しておらず、流通しているのは主に輸入品。中には別種の「T. magnivelare」もマツタケという名前で販売されているほどです。
でも、だからこそ、国産のマツタケが食べたい! そんなあなたへ、マツタケ狩りができるドライブをご案内します。
1日かけて1本のマツタケがゲットできるかどうかという難しいミッションではありますが、国産マツタケの市販相場は100gで1万円。これはチャレンジしがいがありますね!
目次
「松茸山」でマツタケ狩りを堪能!山形県東置賜郡高畠町・稲子山
- 期間:9月20日頃〜10月20日頃
- 時間:5〜15時
- 料金:2000円(中学生未満は無料)
- 入山券販売所:松茸山管理塔・農協和田直売所
- 連絡先:高畠町役場農林課0238-52-1113(平日8時半〜17時)
通称「松茸山」とよばれるほど、多くのマツタケがゲットできる稲子山。中には1日にキロ単位で収穫するツワモノもいるそうです。マツタケ狩りの聖地ともいうべき存在で、朝一から多くの狩人が集まるとか。このタイミングで見つけられやすいマツタケはだいたい確保されてしまうので、できることなら前日から泊まり込んで戦いに臨みましょう。
昼になって下山したら、休憩がてら「松茸会館」で手打ちそばをいただくのもいいですね。
宿泊プランとマツタケ狩りがセットに!京都府亀岡市本梅町・ほん梅の里
- 期間:10月上旬〜11月上旬
- 時間:日帰りコース
- 料金:1万円から(宿泊のオプションとして)
大西農園が運営する丹波京野菜の料理民宿・ほん梅の里では、マツタケ入り地鶏すき+マツタケ釜めしがセットになった宿泊プランに、複数のマツタケ狩りが楽しめるコースがあります。ただし採ったマツタケを持ち帰るには、時価で買い取ることとなります。
自家農園で栽培している京野菜も美味。温泉ではありませんが季節の薬草風呂があり、ゆっくりと心と身体を癒せます。
マツタケとすき焼きのゴールデンコンビを堪能!岐阜県加茂郡八百津町・五宝平自然園
- 期間:10月上旬〜11月上旬
- 時間:コースによる
- 料金:大人10800円・子供7500円
コースの内容は鶏肉&マツタケのすき焼きとマツタケごはん(食べ放題!)とマツタケ狩りのセット。大人はマツタケを1本おみやげとしてお持ち帰りできます。
ちなみに五宝平自然園では、4月中旬〜5月中旬はたけのこ狩り、9月中旬〜10月中旬は栗狩りも楽しめますよ。
他の山でもマツタケは見つかるかもしれませんが、マツタケの産地となっている山は、まず間違いなく個人の土地です。うっかり入って収穫してしまっては大変ですので、上記のようなマツタケ狩りサービスを利用しましょう。
投稿日:2015年09月18日