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沖縄旅行はドライブで満喫!絶景スポットを紹介!

沖縄旅行はドライブで満喫!絶景スポットを紹介!
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青い空と透き通る海に囲まれて、爽快感を味わえる沖縄ドライブ。南北約100km、最大幅約30kmの沖縄本島は、最短1日で巡れる絶妙な大きさで、レンタカーがあれば気軽に絶景スポットを訪れることができます。今回は沖縄旅行で外せない絶景スポットと歴史感じる名所をご紹介します。

気分爽快!海に囲われた絶景のドライブスポット

光の加減によってエメラルドグリーンからコバルトブルーへと色を変える沖縄の海。その海の上を走る橋や道路からの景色は、まさに絶景そのものです。ここでは3つのおすすめ絶景スポットをご紹介します。

古宇利大橋

沖縄旅行はドライブで満喫!絶景スポットを紹介!
  • 所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
  • アクセス:沖縄自動車道・許田ICより国道58号を北上し、約40分
  • 営業時間:24時間
  • 通行料金:無料

名護市の屋我地島(やがじしま)と今帰仁村(なきじんそん)の古宇利島を結ぶ全長1,960mの「古宇利大橋(こうりおおはし)」は、沖縄を代表する絶景ドライブスポットです。2005年に開通したこの橋は、県内では通行無料の橋としては2番目に長く、その両側にはまばゆいほどのエメラルドグリーンの海が広がっています。

歩道も整備されているので、天気がよければ橋の両側にある無料駐車場に車を停めて少し散歩してみるのもおすすめ。まるで海の上を歩いているかのような錯覚を味わえます。

橋を渡った先の古宇利島には、青い海と白い砂浜のコントラストが美しい古宇利ビーチや、新鮮な島野菜・果物や海産物などが楽しめる古宇利ふれあい広場があり、こちらも人気の観光スポットとなっています。

瀬底大橋

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  • 所在地:沖縄県国頭郡本部町
  • アクセス:沖縄自動車道・許田ICより約30分
  • 営業時間:24時間
  • 通行料金:無料

沖縄県国頭郡本部町の沖縄本島と瀬底島を結ぶ「瀬底大橋(せそこおおはし)」は、全長762mの橋です。1979年に着工し、5年3カ月の歳月をかけて1985年に開通しました。

長年の離島生活の不便から島民を救ったこの橋は、地元の人々から「黄金橋」と呼ばれ大切にされています。橋の中央からは本部町内の山並みや海洋博公園、そして透き通るようなエメラルドグリーンの海が一望でき、絶好の撮影スポットになっています。

また、瀬底島の西側にある瀬底ビーチは、夕日の美しいスポットとしても有名です。夏場は多くの海水浴客で賑わいますが、オフシーズンの静かな時期に訪れれば、より深く島の魅力を感じることができるでしょう。空気の澄んだ夜には満天の星空も楽しめる、自然豊かな島です。

海中道路

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  • 所在地:沖縄県うるま市与那城屋平
  • アクセス:沖縄自動車道・沖縄北ICより約30分
  • 営業時間:24時間
  • 通行料金:無料

うるま市の勝連半島から近隣離島に伸びる全長約5kmの「海中道路」は、その名の通り海に囲まれた道路(県道10号伊計平良川線の一部)です。この道路を通って、浜比嘉島(はまひがしま)、平安座島(へんざじま)、宮城島(みやぎじま)、伊計島(いけいじま)の4島を車で巡れます。

海中道路の特徴は、道路から海までの距離が近いこと。石段を下りればすぐに海に触れられます。また、道路の中ほどにある「海の駅あやはし館」への寄り道もおすすめです。1階には特産品の販売所やビュッフェレストラン、2階には沖縄県内で唯一木造船と船大工の造船技術の資料を展示する海の文化資料館があります。

さらに夜になると海中道路はライトアップされ、幻想的な夜景スポットに変わります。対岸の藪地大橋(やぶちおおはし)からは、カラフルな光に彩られた海中道路の全体像が眺められます。

琉球の歴史感じるドライブスポット!

沖縄には、琉球王国時代から続く歴史的な遺跡が数多く残されており、かつての琉球の人々が見た絶景を今に伝えてくれます。美しい景観とともに琉球の歴史に触れられる、3つの歴史的名所をご紹介します。

万座毛

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  • 所在地:沖縄県恩納村字恩納2767
  • アクセス:沖縄自動車道・屋嘉ICより約20分
  • 営業時間(見学):8:00~日没まで
  • 休日:年中無休
  • 料金(観覧料): 100円(大人子ども同額、未就学児無料)

沖縄本島中央部の恩納村(おんなそん)に位置する「万座毛(まんざもう)」は、高さ約20mの断崖絶壁の上から東シナ海を一望できる絶景スポットです。琉球の王、尚敬が「万人が座するに足る毛(野原)」と称賛したことがその名の由来で、芝生の上から雄大な海と空が織りなす美しい景色を楽しめます。

特に象の鼻に似た奇岩は有名で、沖縄観光のシンボル的存在になっています。夕日が海に沈む瞬間もまた美しく、カメラを持った観光客で賑わいます。駐車場から徒歩ですぐにアクセスでき、遊歩道も整備されているので、車いすやベビーカーでの移動が便利なのも魅力です。

周辺には琉球料理を楽しめる飲食店やお土産ショップもあり、休憩スポットとしても最適です。沖縄本島を北上するドライブコースでは、ぜひ立ち寄りたい名所の一つです。

今帰仁城跡

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  • 所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
  • アクセス:那覇空港から車で約2時間45分
  • 営業時間:・通常期間(1~4、9~12月)8:00~18:00(最終入場17:30)、夏期延長期間(5~8月)8:00~19:00(最終入場18:30)
  • 休日:年中無休
  • 料金(観覧料):大人 600円、中高生450円、小学生以下無料

沖縄本島北部の本部半島にある「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」は、13世紀にまでさかのぼる歴史を持つ世界遺産です。標高約100mに位置するこの城跡は、かつて北山王(ほくざんおう)の居城として栄え、やんばるの地を守る要となる場所でした。

城跡に立つと、周囲を見渡す景色は圧巻です。ほとんどの建物は失われているものの、堅牢な石垣が曲線を描く外郭、である平郎門(※昭和37年修復)、最も高い石垣が築かれた大隅(ウーシミ)など、琉球の築城技術の粋を集めた城郭構造が今も残されています。

毎年1月中旬から2月初めにかけては、寒緋桜(カンヒザクラ)が咲き誇り、桜の名所としても親しまれています。鮮やかなピンク色の桜と青い海、そして白い石垣のコントラストは写真映えするスポットとして人気です。

中城城跡勝連城跡

沖縄旅行はドライブで満喫!絶景スポットを紹介!
  • 所在地:沖縄県中頭郡中城村字泊1258番地
  • アクセス:沖縄自動車道・北中城ICより約10分
  • 営業時間:8:30~17:00(5月-9月の間は18:00まで)
  • 休日:年中無休
  • 料金:大人500円、中/高校生400円、小学200円

「中城城跡(なかぐすくじょうあと)」は、沖縄本島東海岸の中城湾に沿った標高160mの高台に築かれた城(グスク)です。詳細な年代は不明ですが14世紀後半ごろから築城されはじめたとされており、今では沖縄県内で最も原形をとどめている城跡として知られています。2000年12月には世界遺産に登録されました。

城跡からは、東側に中城湾(太平洋)、西側に宜野湾市や東シナ海を望み、さらには北側に勝連半島、南側に知念半島まで眺められ、景勝地としても高い人気を集めます。また、自然の岩石と地形を生かした美しい城壁も見どころです。3つの技法を駆使した石積みにも注目してみてください。

沖縄旅行はドライブで満喫!絶景スポットを紹介!
  • 所在地:沖縄県うるま市勝連南風原3807-2
  • アクセス:沖縄自動車道・沖縄南ICより約30分
  • 営業時間:9:00~18:00(入場券最終販売 17:30)
  • 料金:大人(高校生以上)600円、小人(中学生以下)400円、6歳未満無料

一方、「勝連城跡(かつれんじょうあと)」は海外貿易により栄えた阿麻和利(あまわり)が居城したことで有名な城で、2000年に世界遺産に登録されました。防衛に有利な断崖を巧みに取り入れながらも、石垣には柔らかい曲線美が宿っているのが特徴で、頂上からは太平洋の大パノラマを一望できます。

城跡からは中国の陶磁器のほか、東南アジアの陶磁器類、朝鮮の陶磁器、大和系の瓦なども発見されており、かつて海外交易の拠点として栄えていた様子もうかがえます。2017年には、日本城郭協会の「続日本100名城」にも選定されました。

まとめ

息をのむような美しい海の絶景と、琉球の歴史を同時に楽しめる沖縄ドライブ。自由気ままに島を巡れば、観光地だけでなく、地元の人しか知らない穴場スポットに出会えることもあるかもしれません。ぜひゆっくりと時間をとって、沖縄の魅力を存分に満喫してみてください。

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