「日本三大イルミネーション」ってどこ?
- エンジョイ
- 2022.02.02
かつては冬の風物詩だったイルミネーション。いまや季節を問わずさまざまな場所で見られるようになりましたが、やはり日照時間が短く空気の澄んでいる冬こそ絶好の季節です。今回は、一度は見てみたい「日本三大イルミネーション」をご紹介します。
目次
「夜景観光コンベンション・ビューロー」が選定する日本三大イルミネーション
「日本三大イルミネーション」とは、夜景観光の普及や啓発活動などを行う一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」が2017年に創設したもの。2021年現在、選定されているのは以下の3つです。
北海道「さっぽろホワイトイルミネーション」
会期:2021年11月19日~2022年3月14日(会場により異なる)
点灯時間:16:30~22:00
「さっぽろ雪まつり」と並ぶ札幌の名物イベントといえば、「さっぽろホワイトイルミネーション」。1981年のスタート当時1048個だった電球の数は73万個(第41回)にまでパワーアップし、国内の大規模イルミネーションの元祖的存在ともいわれています。また、使用済み食用油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料で電力の一部を賄うなど、エコに配慮したライトアップも魅力です。
第41回となる今回は、JR札幌駅前を中心とした5つの会場+オンラインで開催(うち大通会場、オンライン開催の「第20回ミュンヘン・クリスマス市in Sapporo」はすでに終了)。寒さが気になるという人は、市内の飲食店や「さっぽろテレビ塔」などの屋内施設からゆったり眺めるのもおすすめですよ。
栃木県「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」
会期:2021年10月16日~2022年2月14日
点灯時間:16:30~21:00(土日祝、12月24日、1月3日は21:30まで営業。※点灯時間は変更になる場合あり)
日本三大イルミネーションだけでなく、「関東三大イルミネーション」や「イルミネーションアワード」(イルミネーション部門で6年連続1位)などにも選定されている、「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」。会期中は10万㎡の広大な敷地が500万球以上のLEDで彩られ、藤棚やバラ園、睡蓮などを光で表現したこだわりの演出は、花のテーマパークならではです。
20回目の開催となる今回の見どころは、城をイメージしたイルミネーション「フラワーキャッスル」の全面リニューアル。城の中まで花でいっぱいの幻想的な景色に注目です。また、2022年元日からは、新年らしいイルミネーションや冬咲きボタンのライトアップも登場します。
長崎県「ハウステンボス 光の王国」
会期:通年
点灯時間:季節・曜日により異なる
長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」では、世界最大級の規模を誇る約1300万球のライトや3Dプロジェクションマッピングなどを用いた「光の王国」を開催。ヨーロッパ旅行気分を味わいながらイルミネーションを楽しめます。日本一広いテーマパークというだけあって一夜では回りきれないほどのボリュームなので、泊まりでのお出掛けもおすすめです。
こちらは通年の開催ではありますが。春・初夏・夏・秋・クリスマス・冬とそれぞれの季節に合った限定スポットもあるので、何度訪れても飽きがこないのも魅力。現在は、チャペルを中心に広場をライトアップした「白銀の世界」や、宮殿へと続く光の道「白銀プロムナード」などが見られます(2022年2月25日まで)。
気になるスポットは見つかりましたか? 昨年はなかなか出掛けられなかったという人も、今年はぜひお気に入りのイルミネーションで冬ドライブを満喫してみてくださいね。