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冬本番到来!夏タイヤの保管方法をあらためておさらい

あらためておさらい!冬に向けての夏タイヤの保管方法
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11月から12月にかけて全国に「初冠雪」のニュースが続々と届き、冬が本格化してきていますので、夏タイヤから冬タイヤへ交換する際のポイントをあらためておさらいしましょう。

交換したタイヤを保管する際、長持ちさせるポイントは主に2つ。「ゴムの劣化を防ぐこと」と「タイヤの形が崩れないようにすること」。

はずしたタイヤ、洗浄から保管までの手順をおさらい

あらためておさらい!冬に向けての夏タイヤの保管方法

まずはタイヤのクリーニング。土や泥が付いたまま放置すると、水分や油分でゴムが変質してしまう恐れがあるので、汚れが付いたままの保管はNGです。保管前には必ず水洗いして汚れを落としましょう。

ちなみにタイヤの洗浄は「水洗い」が基本です。タイヤ用のワックスやクリーナーを使うとタイヤの劣化を早めてしまう危険があるのです。そして最後にきちんと乾燥させるのをお忘れなく。

クリーニングが終わったら、いよいよ保管です。タイヤを保管するときには、形が崩れないよう積み方に工夫が必要です。一般的な積み方はタイヤを立てて並べる「縦積み」と、タイヤを横に寝かせて積み上げる「横積み(平積み)」の2種類。

あらためておさらい!冬に向けての夏タイヤの保管方法

「縦積み」は、タイヤ側面に力がかからずサイドウォールの傷みを防止できるメリットがあり、タイヤ単体での保管に適しています。このときホイール付きで縦積みするとホイールの重さで接地面が平らに変形してしまう場合があるので、注意しましょう。

「横積み(平積み)」は省スペースで安定感があり、ホイールを付けたまま保管できます。ホイール付きで保管する際は、タイヤのゴムやコードの緊張状態を和らげるため、空気圧を通常の半分程度に調整して、エアバルブにキャップを取り付けておきましょう。ただし、再装着するときは使用空気圧に調整することを忘れないでくださいね。

タイヤ単体の場合は「縦積み」でも「横積み(平積み)」でも問題ありませんが、ホイール付きの場合は「横積み」を推奨します。

長期間保管する際の注意点!

あらためておさらい!冬に向けての夏タイヤの保管方法

タイヤは長期間放置すると、内部の薬品が染み出してくる場合があります。

足もとをおしゃれに演出するホワイトサイドのタイヤは、保管中に白い部分が汚れてしまう可能性があります。必ず段ボールやベニヤ板などを挟んでおきましょう。

通常のタイヤは密着させた状態で保管しても問題ありませんが、通常のタイヤも、保管する際は床に直接置かず、下に何か敷いておくことをおすすめします。

丁寧に保管すればタイヤが長持ちするだけでなく、次のシーズンの履き替えもよりスムーズになります。これからタイヤを履き替えるドライバーさんは、ぜひ今回紹介したポイントを参考にしてみてくださいね。

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