第9回の円卓会議のテーマは「運転するならオートマ派? マニュアル派?」。1991年11月にAT限定免許が登場してから、すでに20年以上。道行く車における割合はオートマ車が優勢ですが、運転するならどちらを選びたいのか? そしてその理由をオートマ派・マニュアル派の双方から教えてもらいました。さて、その結果は…。
オートマ派
- 若かりし頃はオートマなんて車じゃないと馬鹿にしていたが、あるとき高速で大渋滞に巻き込まれクラッチ操作で左足の膝が痛くなり大変な思いをした。日本の道路事情を考えれば必然の選択に思われた。その時以来のオートマ派! 歳は取りたくないものだと思います。
- オートマチック車と言っても、私の車はCVTですが、今の車はとても性能が良いです。以前と違い、燃費も乗り心地も良いし、エンジンブレーキの利きも良いです。運転も楽ですし、4WDでの雪道の発進は、静かにアクセルさえ踏めば、マニュアル車よりもスムーズに発進できます。
- オートマは、運転の醍醐味は無いが、クラッチ側の片足がFreeなので、疲れないのが良い。
- オートマ派になってしまったら楽チンで、もうマニュアル派には戻れません。それにマニュアルの一連の動きを体が忘れてしまいました。
- ギアチェンジがうまくいかない。坂道発進が苦手。
- クラッチ操作に自信がない。
- 車を操る楽しさで言えば断然マニュアルですが、日常は通勤、買い物など距離の短い利用が多く、それらを考慮するとオートマチックの方が便利だと思います。
- どうしても、渋滞の時のことを考えます。渋滞がなければ、マニュアルが楽しいのですが。
- やっぱり、なんと言っても楽ですもん。以前ならマニュアル派と答えた時期もありましたが、日々乗るなら楽なのが一番かな。それに、今のオートマならマニュアルモードやパドルシフトでかなり自由にエンジンの回転を使えるので、いざ思い立ったらマニュアル風運転もできるのでオートマ派ということでいいです。でも、たまにはスゴくよく走るマニュアル車を転がしたいのはありますが…。
- 安定した走りのためにステアリングを両手でしっかり握れること。年齢的にコーナーを攻めたりしなくなったこと。バックする時にアクセルワークがうまくいかなくなったこと。などがあります。免許を取りマニュアルで10年、オートマで20年以上経ちオートマに慣れてしまい楽だから。家族がオートマ限定免許のためという理由もあります。
- 以前はマニュアル車ばかり乗ってましたが一度オートマに買い換えてからは手放せなくなりました。煩わしいシフト切換がいらず快適なドライブができます。また、最近では簡易マニュアルの切換もついてますのでそれなりのスポーツ走行もできます。
- 何と言ってもハンドル操作に集中できることと、渋滞等での煩わしさがないことです。また、最近はレーダーブレーキなるものが普及してきたので、よりオートマの利点が増えるのではないでしょうか。
- 家族ができて、旅行や移動には欠かせない移動手段としては、車内での安全が第一。家族内への配慮が重要なことは避けられず、少しでもその時間が取れるオートマに移行。
- 若い頃はとにかく飛ばしたくてマニュアル一筋でした。今は面倒なシフトチェンジが無く安全性や身体の疲れ軽減のためにオートマ派ですね。車の性能も一段と向上して遜色がなくなりましたのでオートマが一番です。
- 東京の郊外に住んでいますが、交通量が多く渋滞することが多いです。やはり、オートマの方が運転が楽です。楽しみで運転するならば、マニュアル車も欲しいと思いますが、維持費を考えると2台は無理なので、オートマ車に乗っています。
マニュアル派
- 自身の感覚で操縦する快感はドライバーの原点である。
- エンジンの力を、やさしく、うまく引き出しながら、動かす、走らせる感覚が、好きです。このほうが、安全性が高く、燃費も良く環境にも優しくなり、このことが、うれしいのです。
- 免許を取って(20歳の頃)から自家用車はマニュアルしか乗ってないから、断然MT派です! オートマではカーブや下り坂などでエンジンブレーキが利きづらく、フットブレーキを踏む回数が増え運転しづらいです!
- 雪道でブレーキ制動のみでは、不安が残る。ABSやコンピューター制御の進歩でオートマでもかなり良い制動が得られるようになったが、突然のスタック、エンジンストップ時などの緊急時に打てる手立てが少ない。
- ATに比べて、ドライバーの意思で自由に車の状況を作ることができる。例えば、シフトダウンも、ATのようにキックダウンするまでのレスポンスの遅れが無く、ドライバーが必要とする時に瞬時にできる。発進もATのスノーモードがあっても、MTは半クラやクラッチワークとアクセルワークによって、もっと細かい制御ができる。
- 冬の運転は楽しい。
- スポーツ的な動きが良いから。
- 自動車そのものが好きな自分としてはやはり、こだわりのマニュアル派。運転にリズムができて操作そのものが楽しいです。とはいえオートマの楽チン運転も遠距離やリラックスしたいときには捨てがたい魅力がありますので決して否定はしませんが。
- まずひとつは、車と、人馬一体となれるところ。加速と減速が瞬時にして行え、車よりの応答が聞こえる(エンジンの叫び)のところ。また、車を動かしている自分の存在感と風を感じるところです。
- 速い車じゃなくても構わない、車を操る行為を楽しみたいので、マニュアル派です。自動クラッチが出てきて、純粋なマニュアル車が減ってしまったのは残念です。
- 誰でもが簡単に運転できるオートマ、最近は最適な制御で燃費もいいが、自分で車をコントロールしているという実感が薄れてしまう。エンジン音、タコメーターを見ながら、自分でシフト操作して運転を楽しみたい。でも、欲しい大衆車の大半はオートマ。昔が懐かしい。
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