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夏タイヤと冬タイヤ、年間の販売本数が多いのはどちら?

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夏タイヤと冬タイヤ、販売本数が多いのはどちらか、そして、どのくらいの本数なのか、想像したことはあるでしょうか?今回は、普段あまり意識することのない「タイヤの販売本数」についてご紹介します。

夏タイヤと冬タイヤ、販売本数比率は約2:1

日本自動車タイヤ協会(JATMA)が公表している「2017年自動車タイヤ国内需要実績」データによると、2017年に販売された四輪車用タイヤ(市販用)の本数は7165万本。前年よりも2%増という結果になりました。昨年は大手各社が一斉にタイヤの値上げを行ったため、駆け込み需要も要因の1つとして考えられそうです。販売本数のうち、夏タイヤは4701万1000本で、冬タイヤは2463万9000本。夏タイヤの販売本数が大きく上回っていますが、前年比を見ると夏タイヤは前年並みであるのに対し、冬タイヤは6%増となっています。

本数は夏タイヤに軍配。しかし伸び率を見ると…

また、ここから小型トラックやトラック・バスを除いて乗用車用タイヤのみに絞ると、販売本数は前年比2%増の5233万8000本。 このうち夏タイヤは3466万9000本、冬タイヤは1766万9000本となっており、夏と冬の販売本数は大体2:1の比率であることがわかります。こちらも前年比を見ると夏タイヤは前年並みであるのに対し、冬タイヤは7%増となっており、需要が高まっていることが読み取れます。

 

降雪の少ない地域では、1年中夏タイヤで乗り切っているというドライバーもいるかもしれませんが、今シーズンの冬は、日本各地で数十年ぶりの記録的大雪となったところも多くありました。できれば夏用・冬用と2種類のタイヤをそろえて、その時期に合ったタイヤで安全なドライブを楽しみたいものですね。

さて、履き替えの詳しいタイミングについては別の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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