暑さは一時期よりもいくらか和らいできましたが、9月も「熱中症」には引き続き注意が必要です。今回は、残暑の厳しい秋ドライブ前にチェックしたい、お役立ちサイトを2つご紹介します。
環境省「暑さ指数(WBGT)」実況と予測
環境省のWebサイトでは、全国の「暑さ指数(WBGT)」の実況・予測が公開されています。暑さ指数(WBGT)とは、人体の熱の出入りに大きく影響する「湿度」「日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境」「気温」の3つの数字を取り入れた指標のこと。単位は「℃」で示されますが、気温とは異なります。
値に応じて、「ほぼ安全(~21℃)」「注意(21~25℃)」「警戒(25~28℃)」「厳重警戒(28~31℃)」「危険(31℃~)」の5段階に分けられ、サイトの地図では全国各地の指数が一目でわかるほか、2日先までの予測も確認できます。
気象庁「高温注意情報」
また、気象庁のWebサイトでは、翌日または当日の最高気温が35℃以上(一部地域では例外あり)になることが予想される場合、熱中症への注意を呼びかける「高温注意情報」が公開されています。
4月の第四水曜日~10月の第四水曜日までの期間は毎日更新され、全国各地の情報を地図形式で確認可能です。情報は前日17時過ぎに地方単位で、当日5時過ぎから17時頃まで府県単位で発表されます。
なお、同サイトでは、時間帯ごとの予想気温グラフや最高気温予想、前日との比較、平年の最高気温といった情報も地域ごとに毎日公開されているので、あわせてチェックしてみてください。
9月も熱中症にご注意を!
気象庁が8月中旬に発表した「1カ月予報」によると、今年9月にかけての平均気温は全国的に平年よりも高めの予想。特に、東日本~西日本にかけては高い気温が予想されています。
秋のお出掛けの際も気象情報をしっかり確認して、厳しい暑さが予想される場合には積極的な熱中症対策を心がけていきましょう。
レジャーやスポーツなど、イベントが盛りだくさんの秋。楽しい思い出にするためにも、暑さ対策をしっかりして元気に過ごしたいものですね。