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春のドライブ前に!押さえておきたい花粉・黄砂対策

花粉・黄砂対策
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お花見やレジャーなど、ドライブがますます楽しくなる春がやってきました。しかし、春は花粉症や黄砂による車の汚れなど、ドライバーにとって悩ましい季節でもあります。

今回は、車まわりの花粉・黄砂対策をご紹介。お掃除術やドライブ中のちょっとしたコツを押さえて、快適ドライブを楽しみましょう。

花粉対策その1:乗車前には花粉を落とす

花粉対策の基本は、“花粉を車内に入れない”ということです。車に乗る前に全身を軽く叩くようにして衣服に付着した花粉を落としましょう。強くはたいたり、バサバサと上着を振ったりするとかえって舞い上がってしまうので、ほどほどの強さで行います。その際は車内に花粉が入らないように窓は閉めておきましょう。

着る服は、表面がツルツルとした素材がオススメです。ただし、ナイロンやレーヨンなどの化学繊維の素材は、静電気が発生すると花粉が付着しやすくなってしまいます。市販の静電気防止スプレーや、静電気防止効果がある柔軟剤を使うのも有効だそうです。代わりに、湿らせたタオルやウエットティッシュなどで上着の外側を拭うのでもOKです。

花粉対策その2:掃除で効果てきめん!車内の花粉を一掃しよう

車に乗ってもくしゃみが止まらない…。そんな経験はありませんか? それは車内に「蓄積」された花粉が原因かもしれません。車内のような狭い空間だと、花粉がいつまでも空間内に飛散し、花粉症の症状が起こりやすいと言われています。定期的に車内をクリーニングし、花粉を取り除くことが大切です。

ステップ1:換気で花粉を追い出す!

春のドライブ前に!押さえておきたい花粉・黄砂対策

まずは車内を換気し、ホコリやニオイと一緒に花粉を取り除きます。シートなど布製の部分は、布の隙間に花粉が入り込むので、軽く叩いて表面に浮き上がらせ、窓を開けて外に掃き出したり、車内クリーナーで吸い出しましょう。

完了したら、すぐに窓を閉めます。なお、換気は花粉の飛散が少ない時間がオススメです。湿気がある朝の午前10時まで、日中の花粉が地面に舞い降りる夜間がよいでしょう。

ステップ2:車内に落ちた花粉を拭き取る!

春のドライブ前に!押さえておきたい花粉・黄砂対策

乾燥している花粉は飛び散りやすいので、固く絞ったタオルで水拭きすると舞い上がらせずに取ることができます。ダッシュボードや座席シートの表面など、車内全体を軽く撫でるように拭きましょう。

ステップ3:花粉がたまりやすいポイントを重点的に拭こう!

春のドライブ前に!押さえておきたい花粉・黄砂対策

拭くときに意識しておきたいのは、エアコンの吹き出し口などの凹凸がある部分やサイドポケットなどの奥まった部分は、花粉がたまりやすいということ。重点的に拭くようにしましょう。

花粉対策その3:運転中も徹底対策!

車内から花粉を一掃したら、引き続き車内に入れない対策が必要です。運転中は窓を閉め、エアコンは内気循環にします。

また、外気循環は外の空気と一緒に花粉も入れてしまうのでおすすめしませんが、エアコンに花粉除去のフィルターが装着されている場合は使用しても問題ありません。ただし、フィルターは汚れやすく定期的に点検・交換をしないと機能が低下してしまうので注意しましょう。なお、フィルターの交換は簡単に行えるので、ガソリンスタンド、ディーラーのほか、ご自身でも交換作業が可能です。

さらに、車内用のコンパクト空気清浄機や消臭剤スプレーといったアイテムも花粉除去に効果があるといわれていますので、うまく活用してみるのもおすすめです。

~ちょこっとメモ:花粉症用の薬は眠くなる?~

花粉症に効果のある薬の多くは、抗ヒスタミンの作用により、集中力や判断力が低下します。一般的に、服用後は車の運転が禁止となるので注意が必要です。また、最近は眠くなりにくい薬も販売されていますので、医師や薬剤師に相談しましょう。

黄砂対策は、洗車がポイント

花粉もドライバーを悩ませますが、もうひとつ、春の季節に気になるのが大陸から飛んでくる黄砂です。アレルギー物質が付着していることも多く、花粉同様に車内には入れないようにしたいものですが、問題なのは、黄砂が付着した状態で雨が降ふると、車体にシミができてしまうこと。また酸性なので塗装を侵す可能性もあるので、放置せずにこまめに洗車しましょう。

洗車

洗車する際は塗装にキズを作るので、拭き掃除から始めるのは御法度です。まずは全体に水をかけて汚れを洗い落とす予備洗いを行います。予備洗いのポイントはやさしく、たっぷりと水をかけること。

そのあとのシャンプーがけもたっぷりの泡でキズを付けないように洗います。これだけでも黄砂による洗車キズを最小限に抑えることが可能です。

~まとめ~

花粉はできるだけ車内に持ち込まないようにしながら、入ってしまったものは効率よく取り除くのがポイント。目には見えにくいものだからこそ、こまめな対応が大切です。

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