第17回結果発表「年末年始のクルマ事情。大掃除・交通安全祈願・初詣は決めた?」
- エンジョイ
- 2014.12.22
空気はすっかり冷たくなり、12月に入りました。今年も、あと1ヶ月もしないうちに終わってしまいますね。中には、師走の忙しさでてんてこ舞い! という方もおられるのではないでしょうか?
年末といえば大掃除! 1年のうちに溜まったホコリや煤を払い、新年を迎える準備を行う大事な行事です。
大掃除では、家の中だけでなく、1年間お世話になったクルマの大掃除を行う方もいるかもしれません。今回は、ON THE ROAD読者のみなさんに、年末年始のクルマの大掃除について伺いました!
目次
1. 年末年始にクルマの大掃除はしますか?
大掃除する方は約60%! 年末のうちに行う方が大半で、年始にする方は少数のようです。
一方、しないと回答された方の中には「日頃から掃除しているので、大掃除の必要がない」と書かれた方が多数でした。
2. 年末年始にクルマのお祓い・交通安全祈願はしますか?
クルマのお祓いや交通祈願をすると回答された方は約20%弱、意外と少ない結果となりました。
皆さん、するにしても交通安全祈願のみのようですね。以前コラム「年始のお祓いで、交通安全祈願!その由来と段取りとは?」でご紹介しましたが、交通安全は「谷保天満宮」が発祥の地と言われています。栖川宮威仁親王が遠乗会(今で言うドライブツアー)で訪れ、事故や故障を起こすことなく帰京されたことに由来しているのだそうですよ。
3. クルマにしめ飾りをつけますか?
しめ飾りをつけない方が約8割、圧倒的でした。確かに、最近はしめ飾りをつけているクルマをあまり見かけなくなりました。
ところでしめ飾りがどのような意味を持っているか、ご存じですか? そもそも正月行事というのは、子孫繁栄の幸せをもたらしてくれるとされる「年神様」をお迎えするための行事です。しめ飾りとは、しめ縄に縁起物をあしらったもの。「年神様」を迎えるのにふさわしい神聖な場所に飾り付けられます。
飾り付ける縁起物には、家系を絶やさないという願いを込めた「楪(ゆずり葉)」や、家が代々栄えますようにとの想いを込めた「橙」などがあります。
1年の多くの時間を過ごすクルマですから、しめ飾りをつけて年神様を迎えてみるのもいいかもしれませんね。しめ飾りは29日につけると「苦」に通じ、31日につけると「一夜飾り」に葬儀と同じ意味になってしまいますので、12月28日までにつけるようにしましょう。
4. 年末年始の洗車はどうしていますか?
クルマの大掃除を行う方は60%ほどでしたが、洗車を行う方は約85%と多いようです。
「昔は自分で洗っていたが、今はガソリンスタンドで洗車している」という方や「洗車するとなぜか雨が降る」といったジンクス持ちの方など、みなさん、様々なエピソードをお持ちでしたので、後ほどご紹介します。
5. 年末年始の大掃除でタイヤ点検はしますか?
点検する方としない方、半々に分かれました。中には「普段からコマメに点検するから、年末にする必要がない」という方もいましたが、そうでない方は年末年始のちょっとした節目に点検することで事故を未然に防ぐことができますので、ぜひ点検してみてくださいね。
6. 大掃除・交通安全祈願にまつわるエピソードがあれば教えてください。
最後に、みなさんからいただいたエピソードをご紹介します。
大掃除
- 車内をハンディークリーナーで清掃していたら、お金が落ちていて、臨時収入を得たこと。因みに金額は540円でした(40代・女性)
- 1年の締めくくりで車に感謝しつつ外の洗車と内部の掃除機による清掃を一人で楽しみながら?おこなっています。しかも3台の車と3台のバイクを丹念に実施。二日はかかります。今年も楽しみだ!?(60代以上・男性)
- ある年の年末、寒波の来襲による吹雪に中、クルマの掃除を震えながらした思い出があります(50代・男性)
- クルマの車内を掃除中一万円札が出てきたので子供のお年玉に使った(60代以上・男性)
- とにかく洗車しないのでね。先日の車検時に、洗ってくれてたディーラーの方に言われた一言・・・「屋根の隙間やドアミラーにコケが生えていて、とるのに苦労したわ」だって・・・。あははは(40代・男性)
- 私がクルマの大掃除をすると、必ず翌日雨が降る(50代・男性)
- 車の掃除をしていると意外なものが見つかったりします。なくしたと思っていた自分のもちものとか、よく硬貨などが見つかって「ラッキー」なんて時もあります。そんな時はやって良かったなと思ったりします(50代・男性)
- 雪国なので年末年始は洗車してもすぐに汚れてしまうもの。大掃除と洗車は春になってから(40代・男性)
- 大掃除をしたら、友人が無くした結婚指輪が見つかった事があった(30代・男性)
- 年末に車を洗車するときに上下のレインコートにビニール手袋をはめ、レインシューズを履いて完全装備で洗っています。おかげで全身に冷たい水がかかっても全く気にせずに洗うことができます(50代・女性)
安全祈願
- 1994年に仕事の関係で米国出張した際に、帰り際に現地法人の方から「ドリームキャッチャー」(革製のインディアンのお守り?)をいただいた。それ依頼、毎年更新していた安全祈願のお守りをやめて、ドリームキャッチャーを車のお守りとして飾っている。気のせいか、それ以来、同じような車が増えているような気がする。もしかしてブームのきっかけは、わ・た・し!?(40代・男性)
- 交通安全祈願は必ず同じ神社で行うようにしています。理由は今まで一度もトラブルを起こしていないので、初もうでの時に一緒に行います(60代以上・男性)
- 交通祈願に行った帰る途中で長年音信不通だった高校の同級生に合った。これはさっそく祈願のおかげかなあ(50代・男性)
- 毎年、神社から郵送される大祓いで人・車両を清め大晦日に神社へ持参しお札をもらう。 帰りに蕎麦屋で年越しそばを買うのが年末の恒例行事(50代・男性)
しめ飾り
- しめ飾りはしませんが、鏡餅は置きます(50代・男性)
- しめ飾りを付けてさっそうと初詣に行ったら誰もしめ飾りを付けてなくて家族から笑われて恥ずかしかった。今はしめ飾りを付けないんですね。寂しくなりました(50代・男性)
- 車へのしめ飾は本当に少なくなったように感じますが、私は続けます(60代以上・男性)
- 昔はしめ縄はフロントのグリルに苦労してつけていましたが、最近は、室内のダッシュボード回りや、フロントウィンドウの内側につけられるものが販売され、便利になりましたね(40代・男性)
タイヤ
- 時期的に必ずスタッドレスタイヤに交換が必要なので、お決まりのGSにてタイヤのチェックも含めてしてもらっています(50代・男性)
- 大掃除ではなく小掃除を今から。タイヤ点検はガソリンスタンドで給油の際に空気圧を含め行っている(60代以上・男性)
- タイヤの点検は季節の変わり目と遠距離走行をする際にしますので、年末年始には一切したことがないです(40代・女性)
- タイヤをスタッドレスに交換するとき、1本ずつ夏タイヤを点検します。パンクはしてないけど、金属片などが時々刺さっているのを見つけます(50代・男性)
- 正月は、食べて寝ることが多いので、体を動かす目的も兼ねて、車の足元の小砂利の掃除とジャッキアップしてタイヤのローテーションをします。私の住んでいる関東地方では1月の末頃から3月の初めに雪が降ることが多いので、チェーンの装着の練習にもなります。最近は、自分でタイヤを換えることがほとんどないので、良い経験になります!!!(50代・男性)
その他エピソード
- 大晦日前に洗車をする予定だったのに、天候が悪く出来ない年がありました。しかし、元旦は天気が良く、日の出と共に洗車をしたことがあります。隣の家のおばあちゃんが、新年挨拶をすると同時に僕に両手を合わせてお祈りするからビックリしました!!すると、僕の背中側より初日の出のご来光が射していたのでした。あっ!これで拝まれたのだと気付きました!(30代・男性)
最後に
年末年始をみなさんはどのように過ごす予定ですか?
帰省する、家族で初日の出を見に行く、初詣をする。冬の寒い時期ですが、外へ出るイベントが多くありますよね。そんなイベントに備えて、クルマを整備してみてはいかがでしょうか?