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冬を思いっきり楽しもう!見どころバツグンな冬祭りドライブ

お祭りといえば夏、というイメージがありますが、四季に寄り添って生活を営む日本では、それぞれの季節感が凝縮された見事なお祭りがたくさんあります。もちろん、冬だって夏に負けていません。例えば「さっぽろ雪祭り」のように日本全国、いや海外からも240万人超の観光客が集まるビッグイベントがあるのですから。

このほかにも、冬ならではの盛り上がりを見せるお祭りがたくさん。出し物を見るもよし、出店でご当地の味を楽しむもよし、ドライブがてら訪れてみてはいかがでしょうか。

埼玉県・秩父夜祭

  • 開催場所:秩父神社(埼玉県秩父市番場町1-1)
  • 期間:12月1日~6日

京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭り」に数えられるお祭りで、相思相愛な秩父神社の女神(妙見菩薩)と武甲山の男神(蛇神・蔵王権現)の、年に一度の逢瀬をお祝いするもの。

クライマックスは12月3日の大祭。18時30分ごろ、秩父神社から御旅所に向けて御神幸行列が出発します。また6基の豪華絢爛な笠鉾・屋台が続き、急な団子坂を引き上げていきます。

なお当日、近隣の駐車場はかなり混み合います。帰りの渋滞もかなりのもの。可能であれば飯能や寄居で車をとめ、電車で秩父に向かうといいでしょう。

静岡県・秋葉の火祭り

  • 開催場所:秋葉山本宮秋葉神社(静岡県浜松市天竜区春野町領家841)
  • 期間:12月15日~16日

日本全国に存在する「秋葉神社」の起源となる場所で行われるお祭りです。秋葉山本宮秋葉神社の代表的な信仰は火防。火そのものに対する信仰が根本にあり、神職による火の舞を見ることができます。

12月15日は、秋葉総本殿・可睡斎(静岡県袋井市久能2915-1)でも秋葉の火祭り・火防大祭が開催されます。こちらは家内安全、無病息災、諸願成就を祈念する火渡り修行が見どころですよ。

山口県・萩時代まつり

  • 開催場所:中央公園(山口県萩市江向4区593)
  • 期間:11月15日

大名行列とはどんなものだったのか。それを知るなら萩時代まつりが一番です。中央公園から金谷天満宮、そして萩城跡などを練り歩く平安古備組、古萩町大名行列は一見の価値があります。高杉晋作の奇兵隊に毛利の歴代藩主も登場。岩国藩鉄砲隊の実演も要チェック!

かなり広い範囲で行われますので、移動には萩市観光協会のレンタサイクルが便利ですよ。

岩手県・どべっこ祭り

  • 開催場所:遠野ふるさと村(岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5地割89-1)
  • 期間:11月14日、15日、21日、22日、12月12日、13日、1月16日、17日、2月20日、21日、27日、28日

遠野ふるさと村で仕込んだ「どぶろく」と地元の造り酒屋がつくる濁り酒「どべっこ」を楽しむお祭りです。

ただ、「飲んだら乗るな!」は必ず守ってくださいね。お酒が飲めないといっても、ご心配なく。ドライバーの方やお酒が飲めない方もキジそば、ヤマメの塩焼き、甘露煮や鴨ひっつみ、ごま豆腐など、地元ならではの料理が楽しめます。

古くからの山里集落を再現した村内は散歩するだけでも満足度が高いので、昼間からゆっくりと参加したいところ。事前予約が必要ですが、もちつき、そば打ちなどの体験メニューも人気です。

他にも夜を徹して行われる愛知の花祭、白装束の男性が駆け下りる和歌山のお燈まつり、1万5000個のランタンが飾られる長崎のランタンフェスティバル、数千人で護符を奪い合う岡山の西大寺会陽などなど、冬の寒さを忘れられる熱いお祭りは多々あります。ぜひ、行ってみてください!