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申請期間が約1カ月短縮!年度内の「CEV補助金事業」申請はお早めに

燃費に優れ、エコカー減税も受けられる次世代自動車ですが、新車価格が高いため買い替えに踏み切れないというドライバーさんも多いのではないでしょうか。新車購入時、自動車によっては補助金をもらえることをご存じですか? 今回は、知って得する「CEV補助金事業」について解説します。

CEV補助金事業とは?

「CEV補助金事業」のCEVとは、「CLEAN ENERGY VEHICLE(=クリーンエネルギー自動車)」の略。環境負荷の低い、次世代自動車の購入に補助金を設けることで、ガソリン車との価格差を縮め、普及していく目的があります。

対象となる車両は、「EV(電気自動車)」、「PHV(プラグインハイブリッド自動車)」、「FCV(燃料電池自動車)」、「CDV(クリーンディーゼル自動車)」の4種類。補助金額は車種・グレードごとに「定額(千円単位)」となっており、上限金額はEVの場合400千円(40万円)、PHVの場合200千円(20万円)、CDVの場合は150千円(15万円)、FCVの場合は上限なしとなっています。具体的な該当車種一覧と、車種ごとの補助金額はこちらで確認可能です。

申請受付期限が当初の予定より約1カ月短縮に!

補助金を受けるには、次世代自動車復興センターに補助金交付申請書を提出する必要があります。申請手続きの詳しい流れはこちらのページで確認できます。

平成29年度の補助金申請書受付期間は、当初、今年の3月5日までの予定でしたが、期限内に補助金予算が消化される見込みになったため、期限が約1カ月早まり、2月5日までに変更となりました。29年度内に申請するには、補助金申請書を2月5日までに次世代自動車復興センターに到着するようしましょう。

クリーンエネルギー車に買い替える場合は、締め切りに注意

申請受付期限は2月5日ですが、期限前に予算が尽きてしまった場合はその前日までに申請された分までの受付となるため、十分注意しましょう。また、29年度の申請対象は平成30年1月31日までに初度登録が行われた車両となっています。

2月1日以降に登録された車両に関しては、次年度の補助金事業で申請対象とする方向で検討中で、申請受付は4月以降になるとのことです。ただし、次年度以降は、補助の対象となる車種や金額が変更になる可能性もあります(詳細はこちら)。大きな買い物なのでなかなか勇気が要りますが、CEV補助金を利用しての買い替えを考えているなら早めの決断がよさそうです。なお、補助金を受けた車両は転売・悪用を防ぐため、定められた期間(3年もしくは4年)保有することが義務付けられています。

今回ご紹介した「CEV補助金事業」は国が行う補助金事業ですが、これとは別に自治体で行われている補助金事業もあります。CEV補助金事業との併用もできるので、事前に販売店やお住まいの地域の自治体などに確認しておきましょう。自治体の補助金事業については、別の記事で詳しくご紹介します。