第25回結果発表「今日は何の日?“4月8日は、○○の日!”」
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- 2016.05.11
みなさん4月8日が何の日かご存じですか?
忠犬ハチ公の日、参考書の日を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。でも、ドライバーとして忘れてはならないのは「タイヤの日」!
4月はもともと「全国交通安全運動」の実施月で、安全運転に対する関心が高まる月。タイヤへの関心を高め、より交通安全対策を推進できるよう、タイヤを連想する「8(輪)」日をタイヤの日にしようと一般社団法人 日本自動車タイヤ協会(JATMA)が提唱したのです。
そこで、ON THE ROADでは読者の方を対象に、タイヤについてのアンケートを実施しました!
目次
1. 4月8日は何の日?
この項目は複数回答できるようになっており、ご回答いただいた方の総数は989名でしたので、約90%の方が「タイヤの日」を認知されているようです。この認知度は、さすがON THE ROAD読者といったところ。タイヤに関する意識が高いのか、一般の方と比べてかなり高めですね。日頃から安全運転を心がけていると思いますが、この日はタイヤをはじめとしたクルマの整備にも気を配ってみてはいかがでしょうか。
2. タイヤ点検はしていますか?
JATMAは日常点検と月に1回の定期点検を行なうことを推奨しています。それでは、みなさんはどんなポイントを見ているのでしょうか?
3. タイヤ点検でチェックする項目は何ですか?
これは複数回答ができる項目で、「空気圧」をチェックしている方が最も多かったのですが、「タイヤの溝」と「傷・亀裂」についてもほとんど変わらないことがわかります。タイヤ点検の頻度に差はあれど、ほとんどの方がチェックするポイントは同じのようですね。
ちなみに「その他」と回答した方からは「スタッドボルト」、「バランスウエイトの脱落」、「偏摩耗」、「溝に挟まった小石などの除去」などがあげられました。
4. タイヤの空気圧はとても重要!理由は?
チェックする項目で最も多くの票を集めた「空気圧」。なぜ多くの方に「空気圧」が重要だと考えられているのでしょうか。この項目では、その理由を聞いてみました。
複数回答可能な形式で、最も多くの票を集めたのは「燃費が良くなるから」。「空気圧」をチェックするという回答数と、ほぼ同数ですね。実際のところ、空気圧が低下するとタイヤの受ける「転がり抵抗」が増加するため、燃費が悪くなります。
また、安全面での重要性も見逃すことはできません。タイヤの空気圧が低下すると雨の日にハンドルがとられる「ハイドロプレーニング現象」や、バーストが起こりやすくなってしまいます。逆に高くてもトレッド面が傷つきやすくなるなどの悪影響があるので、適正な空気圧を保っておきたいところです。もちろん、タイヤの寿命にも影響がありますよ。
タイヤの空気圧は月に約5%低下しますので、最低でも月に1回はエアゲージを使って測定を行なってください。タイヤの溝は目視で判別できますが、空気圧が「十分」かどうかはかなり分かりづらいため、測定には必ずエアゲージを用いてください。もし、お持ちでない場合はお近くのガソリンスタンドかカーディーラーまで。
5. タイヤを交換するきっかけは?
やはりというべきでしょうか、「タイヤ点検で不具合を見つけたとき」をきっかけに、交換する方の数が圧倒的です。不具合を見落とすことのないように、日常・定期点検をしっかり行なってくださいね。
また、わずかながら「かっこいいトレッドパターンを見つけたから」という理由を選んだ方もいました。トレッドパターンはタイヤメーカー各社が機能性とデザイン性の両立を目指して意匠を凝らしているポイントでもあり、注目してくれている方がいるのは嬉しく思います!
6. タイヤのメンテナンス(空気圧計測や交換など)はどこで行ないますか?
約40%の方が「ガソリンスタンド」でタイヤのメンテナンスを行なっているようです。「カーディーラー」や「カーショップ」「修理工場」まで合わせると76%の方が、メンテナンスをプロの手に委ねていることが分かりました。その理由は何でしょうか?
7. (Q6で自分以外の回答の方)タイヤのメンテナンスを依頼する際の選択理由を教えてください
プロの手に頼る理由ナンバーワンは「信頼できるから」。タイヤ交換だけでなく、他のチェックも行なってもらえるので、不具合を見落とすことなく安心できますね。
次いで「手間を省きたいから」が票を集めました。タイヤ交換を自分でやるとなると結構時間がかかりますが、そこはやはりプロ。自分で行なうよりも早くタイヤ交換が終わらせてくれます。
8. タイヤを選ぶときの決め手は?
決め手として最も多くあげられたのは「価格」。9. の「こんなタイヤがほしい!」という項目でも、価格面は多く言及されていました。
次点で「こだわりのメーカーがある」と「店員さんのオススメ」が、ほぼ同数で並んでいます。信頼しているメーカーの製品も、プロがオススメする製品も、どちらも安心できますよね。
9. 「こんなタイヤがほしい!」と思うものがあれば教えてください
最後に、ON THE ROAD読者の方が、どのようなタイヤを「ほしい!」と思うかを聞いてみました。現実的なものから、将来的に「あったらいいな」というものまで、幅広く集まりました。この中から商品化するものが現れるかも……!?
天候・季節に関係するもの
- 天候によってパターンが変化するタイヤ(40代・男性)
- 雪道でも夏の酷暑でも同じフィーリングで走れるタイヤ(40代・男性)
- ラジアルタイヤだけど、突然の雪などに対応できるタイヤ。スタッドレスまでは必要のない地域なので(40代・男性)
もしものときに
- 空気圧を自動でタイヤ自らが調整してくれる、いわゆる、空気が減らないタイヤ(50代・男性)
- パンクした時、空気が抜け切る前にタイヤの色が変色するなどして、パンクしたことがわかるタイヤ。最近はパンクしても翌日になって空気が抜けていることに気づくことが多いので(40代・男性)
選び方
- 黒以外の色・夜光タイヤ(50代・男性)
- 疲れにくいタイヤのように、スポーツかコンフォート、もしくは値段の高い安い以外のベクトルの選び方が出来るタイヤ(40代・男性)
- ウェット性能が高いもの。昔、雨重視のタイヤが販売されていましたが、性格がはっきりしていました。どの性能もいいですよというのが今は当たり前ですが、飛びぬけていい性能の特徴があるタイヤも魅力的だと思ってます(40代・男性)
ほしいもの、全部づめ!
- 年間の走行距離が少ないため、年数が経っても劣化しないタイヤ(50代・男性)
- ドライ・ウェットにも強くグリップの良い熱ダレしないサイド剛性の良いタイヤ(50代・男性)
- 静粛性が圧倒的に高く、雨の日でもしっかりグリップし、ウルトラ低燃費を望みます(40代・男性)
- 摩耗しにくく、パンクしないタイヤ(50代・男性)
- 丈夫で長持ち、かつ走行性能が高いタイヤ!(50代・男性)
- 低燃費、低ノイズ、高寿命、雪道でも滑らない、高速走行ができるもの(60歳以上・男性)
最後に
乗り心地だけでなく、安全運転を支えるタイヤ。みなさんは普段、どれくらいの頻度でチェックしていますか? 「全然チェックしていないなあ…」という方は、これを機会にチェックする習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
また、最後の「こんなタイヤがほしい!」という希望、あなたにもきっとあるはず! もしよかったら、あなたの考える「理想のタイヤ」を教えてください。ひょっとしたら、そのタイヤが世の中を変えるかもしれません。