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エアコンよりも早くホカホカ!冬ドライブには体を温めるグッズを活用しよう

冬本番を迎えたこの季節。特に朝晩はエンジンをかけてもすぐに車内が暖まらなかったり、反対に暖房が効きすぎるとボーッとしたり眠くなったり……。またさまざまな世代で乗ると車内の温度調節が難しいと感じることもあるのではないでしょうか。今回はそんな冬の車内を快適に過ごすためのあったかグッズをご紹介します。

カイロ以外にも使える「充電式カイロ(USBカイロ)」

車内でも手軽に温まることができるカイロは万能選手。カイロは昔から使われており、ポケットに入れたり、体に貼ったりとその携帯性は抜群ですね。その中でも、注目したいのは充電式カイロです。メリットを挙げると…。

  • スイッチを入れると数十秒で温まる
  • 温度を調節するという仕組みの「サーモスタット」が搭載され熱くなり過ぎない
  • 充電すれば何度でも使えるため経済的な負担が少ない

さらに、充電式カイロの中には、体を温める目的以外にもさまざまな機能が充実しているものもあります。例えば、USB充電ポート付きの充電式カイロはスマホやタブレット用のモバイルバッテリーとしても使用可能です。

また、非常時やレジャー時に便利なLEDライト機能が付いているものや過充電、過放電、過発熱、ショートを防止してくれる機能が付いているものなどカイロ+αの便利機能もうれしいポイント。

そのほかにもネコなどの動物のシルエット形、貝殻の形、キャラクターもの、豊富な色やナチュラルなデザインのものなど、さまざまな形や色の中から好みの形を見つけることができます。手軽で何度でも使えて高機能。機能やデザインに加え、温度や連続使用時間、重さなどを比較して、自分に合う充電式カイロを見つけてくださいね。

服自体が温かくなる「暖房ベスト」

通勤はもちろん、キャンプや釣りなどのアウトドア、買い物や散歩などに活躍してくれるのが、「暖房ベスト」「電熱ベスト」「ヒーターベスト」などの名前で呼ばれている、電気の力で発熱して体を温めるベストです。

さまざまなブランドから発売されている発熱するベストは、着るタイプのあったかグッズ。背中、首元、腰などに発熱部分である「ヒーターユニット」があり、スイッチを入れるとすぐに温まります。スマホの充電に使われるモバイルバッテリーから給電するタイプや専用バッテリーを使用して温めます。

選ぶときにはインナーとして着るかアウターとして着るか、ヒーターユニットの位置や数、調節できる温度、デザイン、色、洗濯の可否などがポイントに。おしゃれなデザインのものも多く、外出時やドライブ中もぬくぬくと過ごせますよ!

登山やキャンプでも定番の「白金触媒式カイロ」

1923年(大正12年)に発明され、現代に至るまでおよそ半世紀にわたりロングセラーを続けているオイル式カイロが「ハクキンカイロ(白金触媒式カイロ)」です。

ハクキンカイロは、気化したベンジン(液体燃料)がプラチナの接触作用により炭酸ガスと水に分解され、そのとき発生する酸化熱によって発熱します。使用時にライターやマッチで温める必要がありますが、ベンジンを燃やすわけではありません。特長としては次のような点があります。

  • 熱量が使い捨てカイロの13倍
  • 25ccのベンジンで最大24時間保温可能
  • ベンジンを注油して、繰り返し使用できる
  • メンテナンス性が高く、部品交換で長く使える
  • 氷点下40度以下でも使える

長時間連続して温かく、氷点下40度以下でも使えるタフさから登山やキャンプなどでは定番のあったかアイテムです。手足や腰の冷え対策のほか、寒冷地でのカメラのレンズに付く露や霜を熱で飛ばすときにも使われているのだとか。車内で冷えた体を素早く温めるときにも重宝しますよ。

寒い季節も便利なあったかグッズを活用して、快適にドライブを楽しみましょう。