本格派から初心者まで、DIYによるタイプ別「ホワイトレターの入れ方」
- HOW TO
- 2017.05.17
タイヤの側面に刻印されたメーカーやブランド名の文字を、白く着色する「ホワイトレター」。さりげないながらもこだわり深いカスタマイズとして人気の手法です。今回はそんなホワイトレターをDIYで入れる方法を、タイプ別に3種類ご紹介します。
最も手軽でリーズナブル「タイヤマーカー」
最も手軽なのが「タイヤマーカー」を使う方法。刻印を1文字ずつ丁寧になぞる作業は少々根気がいるものの、マーカーの値段は1本500円程度からととってもリーズナブルです。ペンタイプと刷毛タイプがありますが、修正ペンのように押し込みながらインクを出すペンタイプは使い方にコツがいるので、初心者は刷毛タイプがオススメ。ペンよりも太さの調整がしやすく、エッジ部分もキレイに塗れますよ。
ただし、タイヤマーカーによるホワイトレターの耐久性はあまり高くなく、数か月で色が変わってしまったり剝がれてしまったりというケースも。こまめなメンテナンスも含めて楽しめる人にはぴったりの方法かもしれませんね。ちなみに、タイヤマーカーよりも入手しやすく安価なポスターカラーマーカー(ポスカ)で代用しているドライバーさんも多いようです。
しっかりDIYするなら「タイヤステッカー」
さらに本格的なホワイトレターを入れたいなら、ラバータイプの「タイヤステッカー」がオススメです。マーカーとくらべるとかなり値が張りますが、その分耐久性は抜群。タイヤと同じ素材を使っているのでよくなじみ、遠距離はもちろん近距離で見ても美しいのが特長です。
また、専用接着剤を使って貼り付けるだけという手軽さも大きな魅力。メーカーや文字数によって価格は異なりますが、大体の目安としてはタイヤ4本で最低でも1万円程度は見ておくと良さそうです。
プロに依頼するなら「タイヤプリント」
クオリティーにもデザインにもとことんこだわりたいなら、プロに「タイヤプリント」を依頼するという手もあります。イエローやレッド、ブルーなど、ホワイト以外の印刷カラーを選べるところなら、愛車のカラーとのコーディネートも可能。さらに、もともと刻印されている文字の着色以外にも、好きな文字やデザインをプリントすることもできます。プリントに飽きたら除去・再プリントができるサービスもあるので、気軽にチャレンジできますね。
価格はショップやデザイン内容などによって大きく異なってくるので、各ショップにお問い合わせを。なお、プリントには時間がかかる場合も多いので、施工中に使える予備のタイヤをあらかじめ準備しておくと安心です。
どの方法も手間やお金がかかるため、誰でも気軽にできるカスタマイズではありませんが、その分、確かなクルマ愛が周りに伝わるというもの。“おしゃれは足元から”なんて言葉もあるように、クルマも足元に気を配ればカッコ良さがグッと引き立ちますよ。ぜひこの機会に試してみてくださいね。